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業界動向

Anthropic、Claudeサブスクでのサードパーティ製ツール利用を対象外に

公開 拡散指数 50

Boris Cherny氏は、明日正午(PT)よりClaudeサブスクリプションでOpenClawなどの外部ツールの利用枠が対象外になると発表した。外部連携を継続する場合、割引提供される追加利用バンドルを購入するか、Claude APIキーを直接設定する必要がある。

Anthropic、Claudeサブスクでのサードパーティ製ツール利用を対象外に
画像:techcrunch.com

Claude の定額サブスクリプションを OpenClaw などの外部開発ツールに繋いで活用していたユーザーに、大きな制限が課されることになりました。

Anthropic で Claude Code を率いる Boris Cherny 氏は、太平洋時間の 4 月 4 日正午より、Claude サブスクリプションの利用枠を OpenClaw を含むサードパーティ製ハーネスで使用できなくすると発表しました。

今後これらのツールを引き続き利用する場合、割引価格で提供される追加利用バンドルを従量課金で購入するか、Claude の API キーを直接設定する必要があります。同社はこの変更に伴い、サブスクリプションの全額返金にも応じるとしています。

発端となったオープンソースとの摩擦

今回の措置はまず OpenClaw から始まりますが、Anthropic が利用者に送った案内によると、すべてのサードパーティ製ハーネスが対象であり、近く他のツールにも順次適用される予定です。

Cherny 氏は、これまでのサブスクリプション設計が外部ツールの激しい利用パターンを想定していなかったと釈明しています。成長を健全に管理するための純粋なエンジニアリング上の制約だと主張し、自身も OpenClaw 向けにプロンプトキャッシュ効率を改善するプルリクエストを出したばかりだとオープンソースへの配慮を強調しました。

しかし、この動きの背景には激しいライバル争いがあります。OpenClaw の作者である Peter Steinberger 氏は最近、Anthropic の競合である OpenAI への移籍を発表しており、OpenClaw 自体も OpenAI の支援を受けるオープンソースプロジェクトとして継続することになっていました。

Steinberger 氏は、自身と取締役の Dave Morin 氏が Anthropic と交渉したものの、適用を 1 週間遅らせるのが限界だったと明かしました。さらに、人気機能を自社のクローズドなツールに取り込んだ後でオープンソースを締め出すやり方だと皮肉交じりに批判しています。

折しも OpenAI は、Claude Code に集まるエンジニア層を奪還するべく、計算資源を振り向けるために動画生成アプリ Sora の提供を終了したばかりでした。

なぜ重要か

日頃から OpenClaw を使って開発を進めてきたエンジニアにとっては、開発環境の移行か追加コストの支払いを迫られる大きな痛手となります。

定額サブスクリプションの枠を使って外部ツールから大量のトークンを消費させるモデルは、サーバーインフラの観点からいつか見直しが必要だったはずです。その意味で Anthropic の判断自体は合理的と言えます。

ただ、開発者がライバル企業へ移籍した直後のタイミングで強行されたことで、オープンソースコミュニティには警戒感と不信感を残すことになりました。

推論インフラの負荷が高まる中、AI 開発企業が自前の純正アプリへとユーザーを囲い込む動きは今後さらに加速すると見られます。

情報源 (2)

  1. [1]
    x.com(新しいタブで開きます)原文x.com
  2. [2]
    techcrunch.com(新しいタブで開きます)報道techcrunch.com

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