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アリババ、「Qwen3.6-35B-A3B」を公開 35B規模ながら3Bのアクティブパラメータで動作

公開 拡散指数 57

AlibabaのQwenチームはスパースMoEモデル「Qwen3.6-35B-A3B」をApache 2.0ライセンスでオープンソース公開した。総パラメータ350億・アクティブ30億でありながら、10倍規模に匹敵するエージェントコーディング性能やマルチモーダル推論モードを備える。

アリババ、「Qwen3.6-35B-A3B」を公開 35B規模ながら3Bのアクティブパラメータで動作
画像:x.com

Qwen3.6-35B-A3Bは、AlibabaのQwenチームがApache 2.0ライセンスでオープンソース公開したスパースMoE(混合エキスパート)モデルだ。

2月に登場したQwen3.5シリーズに続く、Qwen3.6世代としては初のオープンウェイトモデルであり、実用的な安定性と開発生産性の向上に焦点を当てている。

何ができるのか

総パラメータ数は350億(35B)だが、推論時にアクティブになるパラメータはわずか30億(3B)に抑えられている。

コーディング面では、アクティブパラメータの10倍規模に匹敵するエージェントコーディング性能を持つと謳う。フロントエンド開発のワークフローや、リポジトリ全体にまたがるコード推論をよりスムーズにこなす。

さらに画像とテキストを扱えるマルチモーダル対応で、思考プロセスを挟む思考モードと即時出力する非思考モードの両方をサポートする。

どうやって動かすか

モデルの重みと設定ファイルはHugging FaceおよびModelScopeに公開されており、Apache 2.0準拠のため商用利用もしやすい。

動作環境としては、Hugging Face Transformersをはじめ、vLLM、SGLang、KTransformersに標準対応している。Docker Model Runnerを使ったコンテナ実行も可能だ。

手軽に試したいなら、Web上のQwen StudioやHuggingChatですぐに動かせるほか、Google ColabやKaggleのノートブックも用意されている。API版も「Qwen3.6-Flash」として近日提供される予定だ。

なぜ重要か

開発端末や社内サーバーで自前のコーディングエージェントを動かしたいエンジニアにとって、有力な選択肢が登場したと言える。アクティブ3Bという極小の計算コストで高速なトークン生成ができるため、高頻度な自動補完やテスト生成に向いている。

総パラメータ35B分のVRAMを確保する必要はあるものの、推論負荷を大幅に引き下げるMoEの設計は理にかなっている。実プロジェクトのリポジトリをどこまで正確に読み解けるか、ローカルAI開発の実力を試す価値は十分にある。

情報源 (2)

  1. [1]
    x.com(新しいタブで開きます)原文x.com
  2. [2]
    huggingface.co(新しいタブで開きます)報道huggingface.co

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