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PhotoshopにワンクリックAI超解像が追加、最大800万画素まで拡大可能に

公開 拡散指数 38

AdobeはPhotoshopに新機能「Generative Upscale」を追加した。ワンクリックでディテールを損なわずに最大800万画素まで高解像度化できる。合成画像の色や影を自動でなじませる「Harmonize」や削除ツールの改良も同時に提供される。

PhotoshopにワンクリックAI超解像が追加、最大800万画素まで拡大可能に
画像:zdnet.com

長年プロの標準ツールであり続けてきた Photoshop ですが、初心者が思い通りの結果を出すには覚えるべき操作が多すぎました。Adobe はここ最近、複雑な工程をワンクリックで片付ける AI 機能の拡充を急いでいます。

Adobe は Photoshop に画像の解像度を一瞬で引き上げる「Generative Upscale」をはじめとする複数の新機能を追加しました。

画素を引き伸ばさず復元、合成写真の光も一発調整

従来の拡大処理はすでにあるピクセルを引き伸ばすだけだったため、どうしても画像がぼやけてしまいがちでした。新機能の Generative Upscale は、生成 AI を使ってディテールを保ったまま最大 8 メガピクセルまで解像度を引き上げます。

実際のデモでは、経年劣化でかすれた古い白黒の家族写真を対象に、ワンタップでピクセル数を増やしつつ輪郭をくっきりと蘇らせる様子が披露されました。Adobe によると、今後は実際の細部ディテールをさらに補強する機能も予定しているとのことです。

もうひとつの目玉が、画像の合成作業を効率化する「Harmonize」です。デスクトップ版、ウェブ版、そして iOS の早期アクセス版で利用できます。

別々の場所で撮影した写真を切り抜いて重ねると、光の当たり方や色温度の違いで違和感が出やすいのが悩みどころでした。Harmonize を使えば、色味や照明、影、トーンを自動解析し、まるで同じ環境で撮影されたかのように自然に馴染ませてくれます。

このほか、不要な被写体を塗りつぶして消す「Remove Tool」の精度が向上し、消去跡の補完がより自然になりました。デスクトップ向けには制作アセットをまとめて管理・共有できる「Projects」のベータ版が提供されたほか、Generative Fill 使用時に任意の Firefly モデルを選べるセレクターも追加されています。

なぜ重要か

今回のアップデートは、日頃の制作で時間がかかっていた地味で面倒な手作業をピンポイントで潰しにきた印象です。

古い写真の修復や日常的なバナー合成をこなしたい一般ユーザーやマーケターにとって、トーンカーブやマスクの微調整を省いて一発でそれらしい絵が作れる恩恵はかなり大きいと言えます。今すぐ試す価値は十分にあるはずです。

一方で、解像度の上限が 8 メガピクセルにとどまっている点は、大判印刷を前提とするプロにとってはまだ物足りないスペックです。また、光の当たり方や影の処理を AI に任せきりにした際、厳密なトーン調整を求められる現場でどこまで手作業の微調整と両立できるかが今後の課題になりそうです。

情報源 (1)

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    zdnet.com(新しいタブで開きます)原文zdnet.com

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