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Yahoo Mailに生成AI機能が追加:埋もれたギフト券の発掘や要約に対応

公開 拡散指数 32

Yahoo MailはGoogle CloudのAI基盤を活用した生成AI機能をWebブラウザ向けに展開した。受信トレイから使われていないギフトカードや割引コードを探し出し、購入後の割引適用メールまで作成する「Shopping Saver」や、自然言語検索、要約機能を提供する。

Yahoo Mailに生成AI機能が追加:埋もれたギフト券の発掘や要約に対応
画像:theverge.com

もし昔使っていたYahoo Mailのアカウントを放置しているなら、久しぶりにログインしてみる価値があるかもしれません。山のような未読メールの奥底に、使い忘れたギフトカードが眠っている可能性があります。

米Yahooは、Yahoo Mail向けに生成AIを活用した新機能をWebブラウザ版ユーザーへ一般公開しました。この機能群はGoogle CloudのAIプラットフォームを基盤に構築されており、これまではiOSアプリで一部テストされていたものです。

埋もれたギフト券を発掘する独自機能

今回最も注目を集めているのが、Yahooが他社にはない独自機能とアピールする「Shopping Saver」です。

受信トレイを自動的にスキャンし、埋もれてしまったギフトカード、割引クーポン、ストアクレジットなどを探し出してくれます。さらに、買い物を済ませた後であっても、差額の適用や割引を求める問い合わせメールの下書きまでAIが自動生成してくれます。

Yahooによると、米国の成人の半数近くが未使用の割引コードやギフトカードを少なくとも1つは保有しているといいます。Yahoo Mailのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるJosh Jacobson氏は、この機能が利用者の時間とお金を節約し、真のアシスタント的な受信トレイへと進化させる一歩になると述べています。

このほかにも、キーワード検索の代わりに自然な質問やプロンプトで古いメールを探せる検索機能、適切なトーンを選べるメール執筆支援、長文メールの要点をまとめる要約機能などが提供されます。

なぜ重要か

メールサービスへの生成AI導入といえば、GoogleがGmailに執筆支援を組み込み、MicrosoftがOutlookでメール要約を提供するなど、すでに大手による競争が始まっています。

しかし、私たちは今回のYahooのアプローチをかなり巧妙だと評価しています。

仕事向けの生産性ツールとしてGmailやOutlookと真正面から競うのは困難です。一方で、多くの個人ユーザーにとって長年使い続けてきたYahoo Mailは、通販の通知やメルマガが溜まる場所になっています。そこに目をつけ、ビジネス効率ではなく「埋もれたお金を掘り起こす」という実利的な動機を与えたのは、休眠ユーザーを呼び戻す強力なフックになり得ます。

ただし、受信トレイ内の決済情報やレシートをAIにスキャンさせることへのプライバシー懸念は残ります。Google Cloudのインフラを利用しているとはいえ、個人データがどのように扱われるのかについて、ユーザーへの十分な説明と信頼の確保が普及への前提条件となるはずです。

情報源 (1)

  1. [1]
    theverge.com(新しいタブで開きます)原文theverge.com

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