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xAI、最新AI「Grok 4」を全世界で無料公開へ 広告導入も予告

公開 拡散指数 57

xAIは最新AIモデル「Grok 4」を全世界の全ユーザー向けに無料開放したと発表した。自動モードと専門家モードを備え、GPT-5に対抗する。最上位版は有料限定のままで、マスク氏はGPUコストを補うためチャット画面に広告を導入する計画も明かした。

xAI、最新AI「Grok 4」を全世界で無料公開へ 広告導入も予告
画像:in.mashable.com

OpenAIがGPT-5を投入した直後、イーロン・マスク率いるxAIが対抗策を打ち出しました。

xAIは最新AIモデル「Grok 4」を全世界の全ユーザー向けに無料開放したと発表しました。これまではSuperGrokやX Premiumの有料会員限定でしたが、無料化によって利用者の裾野を一気に広げる狙いです。

自動ルーティングと制限をめぐる食い違い

Grok 4には2つのモードが用意されています。Autoモードでは、AIがプロンプトの難度を判断し、深い推論が必要な時だけGrok 4に処理を回すことで、パフォーマンス向上と計算資源の節約を両立します。常に最高精度の回答を求める場合は、手動でExpertモードに切り替えることも可能です。

ただし利用枠については発表内容にやや温度差があります。xAI公式は期間限定で寛大な利用制限を提供すると案内した一方、イーロン・マスクは翌8月11日に、無料プランで実行できるクエリは1日あたり少数にとどまり、それを超える場合は有料登録が必要になると説明しました。

なお、最上位モデルである「Grok 4 Heavy」は一般開放されず、引き続きSuperGrok Heavy契約者専用のままです。

動画生成機能への批判とチャット画面への広告導入

xAIはGrok 4と同時に、無料のAI動画生成ツール「Grok Imagine」も公開しました。現在は米国内限定の提供となっており、米国外の有料ユーザーにはより高いリクエスト上限が設定されています。

しかしGrok Imagineは公開直後から物議を醸しています。BBCの報道によると、テイラー・スウィフトやシドニー・スウィーニーといった著名人の露骨なディープフェイク動画の作成に悪用されており、コンテンツ管理体制に対する批判が強まっています。

さらに計算コストの急増に対応するため、マスクはX Spacesの配信で、Grokのチャット画面に広告を導入する計画を明かしました。ウェブ版およびアプリ版の回答や提案の合間に広告を挿入し、GPUの運用費用を補う方針です。

なぜ重要か

一般ユーザーや開発者にとっては、課金することなく最先端の思考モデルを手軽に試せる絶好の機会です。日常的な調査やプログラミング補助であれば、無料の枠組みでも十分に恩恵を受けられます。

業界全体で見れば、GPT-5に対抗してフラッグシップ級モデルを無料で配る動きが定着しつつあり、中堅のAIサービスにとってはユーザー獲得のハードルがさらに上がることになります。

無料開放でトラフィックを稼ぎつつ最上位モデルでマネタイズする手法は堅実に見えますが、回答の間に広告を挟む設計はユーザー体験を損なう恐れがあります。また、ディープフェイク問題で規制当局からの監視が強まる可能性も高く、今後の運用体制が問われそうです。

情報源 (2)

  1. [1]
    @xai(新しいタブで開きます)原文x.com
  2. [2]
    in.mashable.com(新しいタブで開きます)報道in.mashable.com

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