本文へスキップ
IFAI

AIツール

Xが投稿画面に画像編集ツール追加、Grokによる言葉での画像編集やぼかしに対応

公開 拡散指数 52

XチームのNikita Bier氏が投稿作成画面に組み込まれた新しい画像エディタを発表した。描画やテキスト挿入に加え、Grokを活用したテキスト指示による画像編集機能や、機密部分を隠すぼかしツールを備える。現在iOS向けに先行公開されており、Android版も近日登場予定。

Xが投稿画面に画像編集ツール追加、Grokによる言葉での画像編集やぼかしに対応
画像:x.com

X上でスクリーンショットの一部を隠したり、注目してほしい場所に丸を描いたりするために、一度別の画像編集アプリを開いていた人は多いはずです。

Xのプロダクト責任者であるNikita Bier氏が、投稿作成画面に組み込まれた全く新しいフォトエディタの提供を開始したと発表しました。

現在はiOS向けに先行公開されており、Android版も近日中に提供予定とされていますが、具体的な日時は明らかにされていません。

長らく待たれていた基本機能とぼかしツール

今回のアップデートの基盤となっているのは、手書き描画やテキスト挿入といった、長らく要望の多かった基本的な編集機能です。

今となっては当たり前の機能に思えますが、これまでXの画像ツールは極めて簡易的なものに限られていたため、日常的に画像を投稿するユーザーにとっては待望の改善です。

さらにX独自の新機能として、機密情報を隠すための「ぼかし(Redaction blur)」ツールが追加されました。電話番号やメールアドレスなどの個人情報が写り込んだスクリーンショットを、投稿画面内で素早く塗りつぶして隠すことができます。

Bier氏は最近、地味ながら実用的な機能改善を相次いで打ち出しており、今回のアップデートも投稿時の手間を確実に減らす施策といえます。

Grokが投稿ワークフローに直接合流

もう一つの目玉は、xAIの「Grok」を搭載した「言葉で編集(Edit with words)」機能です。

言葉で指示を入力するだけで、AIが写真を自然言語プロンプトに沿って加工・変更してくれます。外部ツールを使わずに、軽量なAI画像編集が投稿作成画面の中で完結します。

Grokを独立したチャットボット画面の中に閉じ込めておくのではなく、ユーザーが日常的に使う投稿の流れに直接組み込んだ形です。

なぜ重要か

今回の施策は、AIの実装アプローチとして非常に巧妙だと考えられます。

チャットボット型のAIは能動的に質問しに行く必要がありますが、投稿画面に画像編集ツールとして置いてあれば、普段AIを意識していないユーザーでも気軽に触れるきっかけになります。

クリエイターやジャーナリスト、日常的にスクリーンショットを共有する一般ユーザーにとって、アプリを切り替えずにぼかしや注釈を入れられるメリットは大きく、iOSユーザーなら今すぐ試す価値があります。

一方で懸念されるのは、画像の信頼性です。投稿画面からワンタップでAIによる改変が可能になることで、フェイク画像や加工されたスクリーンショットの拡散ハードルが一段と下がる可能性があります。編集された画像に対してどのようなラベル表示や対策が行われるのかは、注視しておく必要があります。

情報源 (2)

  1. [1]
    @nikitabier(新しいタブで開きます)原文x.com
  2. [2]

毎日のAIピックアップ