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業界動向

TikTok、AdobeやCapCutから直接動画を投稿できる「Direct Post」提供開始

公開 拡散指数 38

TikTokはサードパーティ製アプリから直接動画を投稿できる「Direct Post」機能を発表した。Adobe Premiere ProやAdobe Express、CapCutなどに対応する。編集ソフト内でキャプションや公開設定を済ませて1クリックで共有でき、書き出しとアップロードの手間を省く。

TikTok、AdobeやCapCutから直接動画を投稿できる「Direct Post」提供開始
画像:techcrunch.com

動画クリエイターにとって、PCの編集ソフトから動画を書き出し、スマートフォンへ転送し、TikTokアプリ上でキャプションを打ち直す作業は、日常的でありながら最も面倒な手間の一つでした。

TikTokは10月10日、サードパーティ製アプリからTikTokへ直接動画を投稿できる新機能「Direct Post」を発表しました。これにより、外部ツールからファイルを書き出す手間なく、シームレスに公開できるようになります。

初期パートナーには、年次イベントMAXで多数のAI新機能を発表したAdobeの「Premiere Pro」や「Adobe Express」をはじめ、Twitch、ソーシャルメディア管理ツールのSocialPilot、そしてByteDance傘下の「CapCut」が名を連ねています。

編集ソフトから書き出さずに即投稿

TikTokにはこれまでもサードパーティ向けの共有機能がありましたが、指定のハッシュタグを付けてアプリへ渡す程度の簡易的なものでした。

今回のDirect Postは、投稿設定まで外部ツール側で完結できる点が大きく異なります。クリエイターは連携アプリ内でキャプションや公開範囲、視聴者の制限などを設定し、ワンクリックでTikTokへ送信できます。

長尺クリエイターやマーケティング担当者にとっては、SocialPilotなどの管理プラットフォームを介した予約投稿が可能になった点も見逃せません。

さらにTwitchの配信者は、Clip Editorを使ってクリップを縦型動画へ変換し、TikTokへ直接共有するか、下書きとして保存して後から演出を追加できるようになりました。

利用にはサードパーティアプリ内でTikTokアカウントの連携が必要です。開発者向けには審査制のContent Posting APIとして提供され、近いうちに静止画の投稿にも対応する予定です。

なぜ重要か

日常的に動画を量産している制作会社や配信者、個人クリエイターにとって、この機能は作業フローを根本から短縮してくれるため、すぐに試す価値があります。

私たちは、TikTokが自社製エディタへの囲い込みをやめ、外部ツールへ門戸を広げた判断は非常に賢明だと考えています。

現在、生成AIを活用したスマート編集や自動字幕機能は、Adobeをはじめとする専門ソフトウェア側で急速に進化しています。自社アプリ内の機能開発だけでそれらに対抗するのではなく、あらゆるクリエイティブツールの「最終出力先」として自陣を位置づけた形です。

data.aiの報道によると、初期対応したCapCutはByteDanceとして2つ目の累計収益1億ドル突破アプリとなっています。外部のプロ向けツールを押さえつつ自社ツールも強化する布陣は盤石であり、競合する短動画プラットフォームにとっても大きな脅威になりそうです。

情報源 (1)

  1. [1]
    techcrunch.com(新しいタブで開きます)原文techcrunch.com

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