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Shutterstock、初の生成AIバーチャルサミットを開催へ

公開 拡散指数 47

Shutterstockは初のオンラインイベント「Gen AI Showcase」を5月17日に開催すると発表した。Shutterstock Generateを含むAIワークフローの実演を行うほか、AWSやNvidiaの専門家を招き、クリエイティブ業界におけるAIの倫理や影響について議論する。

画像生成AIがクリエイティブ業界を大きく揺るがす中、老舗ストックフォト大手のShutterstockが反撃の狼煙を上げました。

Shutterstockは5月2日、初の生成AI特化型バーチャルサミット「Gen AI Showcase」を2023年5月17日に開催すると発表しました。イベントは米東部時間の午後3時から4時までの1時間で、現在誰でも無料で参加登録が可能です。

同社が生成AIに特化した単独イベントを開催するのは今回が初めてであり、レガシープラットフォームがAI時代にどう立ち回るかを示す重要な場となります。

10分間の実演デモと豪華なパートナー陣

サミットの目玉の一つは、10分間に凝縮された製品デモです。同社が掲げる「想像力の速度で創造する」(Creativity at the Speed of Your Imagination)というワークフローを、統合型プラットフォームとShutterstock Generateを通じて実演します。

登壇者の顔ぶれも充実しています。Shutterstock側からは最高製品責任者のMeghan Schoen氏、ブランド担当副社長のSkip Wilson氏、製品エキスパートのMichael Francello氏、そして同社のコントリビューターでもあるアーティストのJahmel Reynolds氏が参加します。

さらに注目すべきは技術提携先の存在です。AWSで責任あるAIのシニアプラクティスマネージャーを務めるDiya Wynn氏や、現在Shutterstockと協業を進めるNvidiaの副社長Greg Estes氏が登壇し、業界の現在と未来について議論を交わします。

ツール紹介にとどまらない倫理と芸術の議論

単なる新ツールの宣伝で終わらない点もこのイベントの特徴です。

プログラムには、クリエイティブプロセスへのAI統合に伴う機会や影響、倫理的課題を掘り下げるパネルディスカッションが組み込まれています。さらに、AIが生成したものは芸術なのか科学なのか、そして人間のクリエイターの生計にどのような影響を及ぼすのかといった根本的な問いにも踏み込みます。

コントリビューターとの信頼関係で成り立ってきたプラットフォームとして、こうしたセンシティブな問題を避けて通ることはできないという姿勢の表れといえます。

なぜ重要か

私たちは、Shutterstockが企業向け市場で非常に賢いポジション取りを試みていると見ています。新興の画像生成サービスが急速に普及する一方で、大手企業は著作権やデータ学習の透明性を理由に商用利用を躊躇してきました。

NvidiaやAWSといった信頼性の高いテック巨頭をパートナーに迎えることで、Shutterstockは法的リスクを極力抑えた「商用利用に耐えうる安全な生成AI環境」をアピールできます。これは既存のクリエイティブプラットフォームにとって強力な差別化要素になります。

ただし、利便性を追求するあまり、これまでプラットフォームを支えてきた人間のクリエイターを失望させては本末転倒です。クリーンなワークフローを示すだけでなく、貢献者への適正な還元モデルをどこまで具体化できるかが、同社の真の評価を決めることになりそうです。

情報源 (2)

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    shutterstock.com(新しいタブで開きます)原文shutterstock.com
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