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ラトガース大学の調査:米国民の47%がAIを信頼、議会やSNSを上回る

公開 拡散指数 35

米ラトガース大学の調査により、米国人の47%がAIは社会の利益になると信頼していることが明らかになった。これはSNS(39%)や議会(42%)への信頼を上回る水準だ。特に若年層や都市部居住者の信頼が高い一方、ニュース分野では依然として人間の記者が好まれている。またAI知識テストの平均点は8点満点中3.3点にとどまり、リテラシー不足も浮き彫りとなった。

ラトガース大学の調査:米国民の47%がAIを信頼、議会やSNSを上回る
画像:digitalinformationworld.com

人工知能、SNS、議会の中で、誰が最も社会のためになるか。ラトガース大学の最新調査によると、アメリカ人が最も信頼を寄せたのはAIでした。

同大学の研究チームは、一般市民が日常生活の中でAIやAI生成コンテンツをどのように捉えているかを把握するため全米調査を実施しました。全体として期待と警戒が入り混じる結果となっています。

議会より高い信頼度、それでもニュースは人間記者が優勢

調査によると、AIが社会の利益になると信頼しているアメリカ人は47%でした。過半数には届かないものの、SNSの39%や米連邦議会の42%を上回るスコアです。

属性による差も顕著です。男性の信頼度が52%であるのに対し女性は43%にとどまり、25歳から44歳の層では55%と最も高くなりました。居住地別では、都市部住民の53%がAIを信頼しているのに対し、農村部では38%に落ち込みます。

企業がAIを責任を持って活用していると信じる人は全体の50%でした。この信頼感は大卒以上の学位を持ち年収10万ドルを超える層で最も高く、65%に達しています。都市部では53%、農村部では42%でした。

一方で、ニュース分野では人間の記者が優位を保っています。AIが生成したニュースを信頼すると答えた人は48%にとどまったのに対し、主流メディアの記者は62%の信頼を集めました。

知識テストの平均は8点中3.3点という現実

理解度とスキルの面では、人々の自己認識と実態の間に大きなズレが見られます。

AIにとても詳しいと答えた人は全体の26%にすぎず、63%はあまり詳しくないと回答しました。男性、若年層、高学歴層ほど親しみを感じている傾向があります。

AI生成コンテンツを見分ける自信について、若者は相対的に高い自信を示したものの、全体でとても自信があると答えたのはわずか13%でした。ある程度自信がある人は30%です。

しかし、参加者にAIに関する知識を問う8問のテストを実施したところ、全米平均スコアは3.3点にとどまりました。高学歴層ほどスコアが高い傾向は見られたものの、全体として基礎知識は十分とは言えません。

なぜ重要か

私たちが注目すべきだと考えるのは、AIへの信頼が技術そのものへの高評価というより、SNSのアルゴリズムや既存政治への失望の裏返しとして現れている点です。

しかし、信頼感の高さと知識の低さのギャップは重大なリスクをはらんでいます。8点満点で平均3.3点しか取れず、コンテンツを見破る自信がある人が13%しかいない状況では、ディープフェイクやハルシネーション(もっともらしい嘘)に騙されるリスクが非常に高くなります。

AIサービスを提供する企業にとっては、高所得・高学歴層の65%が企業の責任あるAI利用を支持している点は好材料です。プロ向けツールやB2Bサービスの普及には追い風と言えます。

一方、メディアやクリエイターにとっては、人間記者の信頼度がAIを14ポイント上回った事実が示す通り、現地取材や責任あるファクトチェックこそがAI時代における最大の差別化要因になるはずです。

情報源 (1)

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    digitalinformationworld.com(新しいタブで開きます)原文digitalinformationworld.com

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