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Replitが「Agent 3」公開:実ブラウザで自らテスト&バグ修正、200分自律動作

公開 拡散指数 42

Replitは「Agent 3」をリリースした。実際のブラウザを使って自律的にクリック検証やAPIテストを行い、検出した問題を自動で修正する。Computer Useモデルより3倍高速で低コストとされ、最長200分以上の連続作業やSlackボットの自動生成にも対応する。全ユーザーに提供開始。

Replitが「Agent 3」公開:実ブラウザで自らテスト&バグ修正、200分自律動作
画像:blog.replit.com

コードを生成してくれるAIは珍しくなくなりましたが、自分でブラウザを開き、人間のようにクリックしてテストし、バグまで直してくれるものはほとんどありませんでした。

Replitは9月10日、これまでで最も自律性が高いとする最新モデル「Agent 3」を公開しました。前世代のAgent V2と比較して自律性が10倍に向上したと謳っており、最大の目玉はアプリ構築中に実際のブラウザ上で動作検証と修正を自動で行う機能です。

画面上でカーソルを動かし、自らデバッグ

これまでのAIコーディングでは、動かないボタンやAPIエラーに遭遇するたび、人間がログをコピーしてAIに指示し直す必要がありました。

Agent 3は専用のテストシステムを搭載しています。プレビュー画面の中でAgentのカーソルが実際に動き回り、ボタンのクリック、フォーム送信、データ連携などを確認します。Replit Authを利用したログインフローのテストにも対応しています。

毎回無駄にテストを走らせるのではなく、十分な変更が加わったとAgent自身が判断したタイミングで実行されます。Replitによると、この専用システムは一般的なComputer Useモデルと比較して3倍高速で、コストも10分の1に抑えられているとのことです。

また、ベータ版として提供される「Max Autonomy」を有効にすると、ユーザーの指示待ちなしで200分以上連続して自律稼働します。タスクリストを作成し、進捗を自己管理しながら作業を進めるため、スマホやWebのダッシュボードから進行状況をリアルタイムで眺めるだけで済みます。

別のエージェントや自動化を作る機能も

Agent 3はWebアプリだけでなく、別のエージェントや業務自動化ワークフロー自体を作成できるようになりました。自然言語で指示するだけで、SlackやTelegramのボット、定期実行タスクなどを構築できます。

外部ツールとの連携も簡単になりました。NotionやLinear、Dropbox、SharePointなどを使う際、APIキーを手動で探して貼り付ける必要はなく、画面上に表示されるガイドに従って認証を済ませるだけでAgentが自動で作業を継続します。

たとえば、カレンダーの予定の20分前に相手企業の情報を自動検索して要約し、Googleドライブに保存するような仕組みも対話だけで作れます。Agent 3は無料ユーザーと有料ユーザーの両方にすでに開放されています。

なぜ重要か

AIによるコード生成の競争は、単なるコード補完の精度勝負から、実行環境を含めた「検証の自律化」という次の段階に入ったと私たちは考えています。

Replitの賢い点は、重くてコストがかかる汎用的なコンピューター操作モデルに頼るのではなく、Webアプリ検証に特化した自社システムを組んだことです。速度を3倍に高め、コストを10分の1に抑えたことで、非エンジニアでもトークン消費を気にせずアプリのプロトタイプを動く状態まで持っていける価値は非常に大きいです。

一方で、200分間の完全自律稼働には懸念もあります。最初の要件定義やデータ構造の解釈がずれていた場合、見当違いの方向に何時間も処理を回し続けてしまうリスクがあります。過信して丸投げするのではなく、タスクの分解内容を初期段階で確認する使い方が現実的でしょう。

開発環境にとどまらず、Slack連携やSaaS自動化まで自然言語でカバーし始めたReplitは、Cursorなどの開発ツールだけでなく、Zapierに代表されるノーコード・自動化プラットフォームの領域にも本格的に踏み込んできたと言えます。

情報源 (1)

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    blog.replit.com(新しいタブで開きます)原文blog.replit.com

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