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Picsartが「AI Avatar」を提供開始:自撮りから多彩な肖像画を自動生成

公開 拡散指数 34

Picsartが新たな生成AI機能「AI Avatar」を発表した。数枚の自撮り写真をアップロードするだけで、アニメ風やスーパーヒーローなど多彩なスタイルのアバターを生成可能。背景透過や画質向上などの編集ツールと連携した仕上げにも対応している。

Picsartが「AI Avatar」を提供開始:自撮りから多彩な肖像画を自動生成
画像:martechseries.com

SNSのタイムラインで、知り合いの顔写真がアメコミ風やアニメ調のポートレートに変わっているのを見かける機会が急増しています。このトレンドに乗る形で、大手画像編集プラットフォームのPicsartが動きました。

Picsartは、ユーザーの顔写真からアート風の肖像画を生成する新機能「AI Avatar」の提供を開始しました。数千万規模のクリエイターコミュニティに向けて、最新の生成AIツールを展開します。

数枚の自撮りから多彩な肖像画を生成

使い方はシンプルです。アプリ内に自分のセルフィー(自撮り写真)を複数枚アップロードするだけで、機械学習アルゴリズムが顔の特徴を解析し、異なるアートスタイルのアバターを数分で一括生成します。

用意されているスタイルには、ホリデー気分を演出する「Holiday Cheer」、アメコミ調の「Superhero」、日本の作画風の「Anime」、主役感を押し出した「Main Character Energy」などがあります。生成された画像は、SNSのプロフィールアイコンやグリーティングカード、マーケティング用の画像素材として利用できます。

PicsartのチーフプロダクトオフィサーであるMikayel Vardanayan氏は、AIがわずか数分で人間のまったく新しい肖像画を作り出すなど、1年前には考えられなかったことだと述べています。

単なる生成にとどまらない編集機能との連携

AIアバターを作成できる単体アプリはすでに多数登場していますが、Picsartの強みは生成した後のワークフローにあります。

作成したアバターは、Picsartが持つ既存の編集ツール群とシームレスに連携できます。たとえば、背景をワンタップで消す「BG Remove」、画質を向上させる「AI Enhance」、背景を別のシーンに差し替える「AI Background」などをそのまま適用できます。

Picsartはここ数ヶ月で生成AIツールの拡充を急速に進めています。すでにリリース済みの画像生成ツール「AI Image Generator」では累計3000万枚以上の画像が生成されており、現在は1日あたり100万枚を超えるペースで利用されています。さらにテキスト作成ツールの「AI Writer」や、画像内の一部要素を置き換える「AI Replace」も展開中です。

なぜ重要か

AIアバター機能は単発の一発芸アプリとして消費されがちですが、Picsartのように強力な編集ツールを持つプラットフォームが導入した点に大きな意味があります。

アバター専業アプリの場合、ユーザーはアイコンを1度作ったら満足してアプリを消去してしまうケースが少なくありません。しかしPicsartの場合、AIが生成したアバターはあくまで編集作業の「素材」として機能します。切り抜きや背景合成、レタッチといった日常的なクリエイティブ作業に直結しているため、ユーザーの継続利用につながりやすい構成です。

個人クリエイターや小規模ビジネスにとっては、イラストレーターに頼む予算がなくても、手軽にセルフブランディング用のビジュアルを作れる実用的な選択肢になります。一方で、顔写真データをアップロードさせることに対するプライバシーへの懸念や、アバター生成ブーム自体の飽きの早さは、今後の定着に向けた課題と言えそうです。

情報源 (1)

  1. [1]
    martechseries.com(新しいタブで開きます)原文martechseries.com

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