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Perplexityが新機能「Pages」公開:検索結果をシェア可能な記事に変換

公開 拡散指数 39

Perplexityは検索指示や会話ログから見栄えの良いWeb記事を自動生成する「Perplexity Pages」を発表した。対象読者に合わせた文体調整や画像の追加が可能で、公開ページはGoogle検索にもインデックスされる。まずは一部ユーザーから順次提供される。

Perplexityが新機能「Pages」公開:検索結果をシェア可能な記事に変換
画像:techcrunch.com

調べ物をしていて、複数のタブを行き来しながら要点をメモアプリに貼り付け、見出しを整え、画像を差し込んでレポートにまとめる作業には、誰もが煩わしさを感じたことがあるはずです。

AI検索で注目を集めるPerplexityは5月30日、その一連の工程を一気に短縮する新機能「Perplexity Pages」を発表しました。検索結果やAIとのやり取りを、体裁の整った公開可能なウェブページに変換してくれる機能です。

検索結果がそのまま「読ませる記事」に

この機能は、無料版および有料版のユーザーを対象に、ウェブ版のライブラリ欄から利用できます。使い方はシンプルで、「サハラ砂漠について」といったプロンプトを入力するだけです。

作成時には、初心者向け、上級者向け、一般向けといったターゲット層を指定でき、AIが読者に合わせて解説のトーンを自動調整します。

生成されるのは単なる箇条書きではなく、章立てされた記事形式のコンテンツです。気に入らない段落を書き直させたり、不要なセクションを削除したり、別の小見出しを追加するのもプロンプトひとつで行えます。関連する画像や動画も自動的に記事内へ埋め込まれます。

また、過去に行った検索スレッドをワンクリックでページ化することも可能です。完成したページは固有のURLで共有でき、読んだ人はそのページ上でAIに追加の質問を投げかけることもできます。さらに、これらのページはGoogleなどの検索エンジンにもインデックスされます。

デザイン責任者を務めるHenry Modisett氏は、以前知識共有プラットフォームのQuoraで8年以上プロダクトデザインを手がけていた人物です。同氏によると、ユーザーが検索結果の画面をそのまま他人に共有している実態を見て、もっと読みやすく見栄えのいいフォーマットを用意したいと考えたのが開発のきっかけだといいます。

「AI生成」ではなく「人間のキュレーション」

ネット上では現在、AIが生成した低品質な記事が検索結果やブログ空間を埋め尽くすことへの懸念が強まっています。

しかしPerplexity側は、この機能を単なるコンテンツの自動生成ツールではなく、「情報のキュレーションツール」だと位置づけています。

Modisett氏は、何を記事にしてどう構成し、どの情報を残すかを決めているのは人間側であると指摘します。ユーザーの知識や好みが反映されるため、完全な自動生成物とは本質的に異なると主張しています。

同社の検索結果と同様に、生成されたページでも参照元のリンクが目立つように明記されます。ただし、この仕組みがウェブのエコシステム全体に今後どのような影響を与えるかについては、まだ見通せない部分もあると同氏は述べています。

なぜ重要か

リサーチ業務を日常的に行うビジネスパーソンや学生にとって、Perplexity Pagesは非常に実用的なツールになり得ます。情報収集から文書の構成、体裁の調整までを数分で終わらせられるため、資料作成の初期コストを大幅に削ることができます。

検索業界の視点で見ると、Perplexityのこの戦略は非常に巧みです。単に答えを返すだけの検索エンジンにとどまらず、ユーザーにコンテンツを作らせて公開させるプラットフォームへと踏み出しました。公開ページがGoogleにインデックスされることで、競合である従来の検索エンジンからオーガニック流入を奪い返す導線が完成します。

一方で、ウェブメディアや一次情報の発信者との軋轢は避けられないと私たちは考えています。他者の取材記事やブログをもとに美麗な要約ページを作り、それが検索上位を占めるようになれば、著作権やフリーライドをめぐる議論が一気に燃え広がるリスクを常に抱えています。

情報源 (1)

  1. [1]
    techcrunch.com(新しいタブで開きます)原文techcrunch.com

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