Perplexity、月額200ドルのMax会員向けにメール支援AIを提供開始
Perplexityは9月22日、月額200ドルのMaxプラン会員向けに「Email Assistant」をリリースした。GmailとOutlookに対応し、日程調整や優先度整理、ユーザーの文体を真似た返信作成を代行する。専用メールアドレスに指示を送るだけで使え、メールデータはモデルの学習に使われないという。

毎日の受信トレイの整理や日程調整に追われている人に向け、Perplexity が新たな動きを見せました。
同社はメールの日常業務を代行する新機能「Email Assistant」の提供を開始しました。ただし、利用できるのは 7 月に新設された月額 200 ドルの最上位プラン「Max」の加入者のみとなっています。
メールを送るだけで日程調整や下書きを代行
このメールアシスタントは、会議の日程調整、メールの整理や優先順位付け、返信の下書き作成といった基本的な作業をこなします。
ローンチ時点で対応しているメールサービスは、Gmail と Outlook の 2 つに限られます。
使い方はシンプルで、登録後に Perplexity が用意した専用のアシスタント用メールアドレス宛てに指示を送ることで機能を呼び出します。
同社によると、ユーザーのメールデータを AI の学習に利用することはありません。一方で、返信の下書きを作成する際にはユーザー自身の文体を学習し、本人が書いたかのような自然なトーンを再現します。
なぜ重要か
Perplexity が単なる検索エンジンの枠を超え、個人の実務ワークフローを肩代わりするエージェントへと踏み出した点が注目されます。
日々のメール処理に追われる経営者や多忙なビジネスパーソンにとって、文体を真似た返信作成や日程調整が実用レベルであれば、月額 200 ドルという高額な料金も時間の節約として見合う可能性があります。ただ、一般ユーザーにとってはハードルが高すぎる価格設定です。
業界の視点で見ると、Google の Gemini やマイクロソフトの Copilot がすでに支配している受信トレイという領域に、外部の新興勢力が直接攻め込んだ形になります。ブラウザ拡張などの面倒な仕組みを使わず、アシスタント宛てにメールを送るだけで完結させるアプローチは手軽で賢い設計と言えます。
一方で、日程の誤認識や不適切な文面の作成といったミスは、ビジネスの現場では致命的になりかねません。高額な Max プランの価値を証明するための機能追加と見られますが、厳しいプロ層を納得させ続けられるだけの精度を維持できるかが今後の焦点になりそうです。
情報源 (3)
- x.com(新しいタブで開きます)原文x.com
- perplexity.ai(新しいタブで開きます)報道perplexity.ai
- engadget.com(新しいタブで開きます)報道engadget.com