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スロベニアPaintCam、侵入者にペイント弾や催涙ガスを撃ち込むAI監視カメラ「Eve」発表

公開 拡散指数 47

スロベニアのPaintCamは、顔認識AIで不審者を識別し、警告を無視した侵入者にペイント弾や催涙ガスを発射する防犯カメラ「Eve」を発表した。受動的な監視から自律的な武力撃退へ踏み込んだ製品だが、誤認射撃時の法的責任や倫理面での懸念も大きい。

スロベニアPaintCam、侵入者にペイント弾や催涙ガスを撃ち込むAI監視カメラ「Eve」発表
画像:foxnews.com

従来の家庭用防犯カメラは、侵入者を照らしてサイレンを鳴らすか、後から警察に見せる映像を録画することしかできませんでした。

スロベニアのスタートアップ企業PaintCamは、その限界を物理的な手段で打ち破ろうとしています。同社が発表した最新の防犯カメラ「Eve」は、侵入者を撃退するための武力を備えています。

4月23日にクラウドファンディングサイトKickstarterで公開されたEveは、警告を無視した不審者に対して、ペイント弾や催泪ガス弾を発射する自律型システムです。

警告を無視すれば催泪ガスが直撃

Eveの中核を担うのは、暗所でも人間や動物を正確に見分けるコンピュータビジョンAIです。

利用者はスマートフォンの専用アプリを通じて、家族や友人を登録し、歓迎する来訪者と侵入者を分類できます。

未登録の侵入者を検知すると、Eveはまず音声で厳重な警告を発します。それでも退去しない場合、本体からペイント弾または催泪ガス弾が発射される仕組みです。

ラインナップはEve、Eve +、Eve Proの3種類が用意されています。Kickstarterでの超早割価格は、ベースモデルが1275ドル、Eve +が1490ドル、最上位のEve Proが1920ドルに設定されています。

また、家族と見知らぬ人物が一緒にいるような複雑な状況では、AIが勝手に発射せず、所有者のスマホに通知を送り「発射するかどうか」を直接確認する安全策も盛り込まれました。

なぜ重要か

見守るだけの防犯カメラから、物理的に威嚇・撃退する防犯システムへの転換は、治安に強い不安を抱える層にとっては魅力的な選択肢に見えるかもしれません。

しかし、私たちはこの製品が抱えるリスクは恩恵を大きく上回ると考えています。非致死性の弾丸であっても、誤射すれば失明などの重大な怪我につながる危険性があります。

もし迷い込んだ近所の子どもや配達員をAIが誤認した場合、その法的責任はすべて所有者に降りかかります。スマホの通知画面でとっさに発射判断を迫られるのは、ユーザーにとっても過剰な心理的負担です。

家庭用防犯市場は2030年までに1000億ドル規模へ成長すると予測されていますが、催泪ガスや空気銃の発射装置を組み込んだ製品は、各国の銃刀法や規制に真っ向から衝突します。実用化へのハードルは極めて高いと言わざるを得ません。

情報源 (2)

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    foxnews.com(新しいタブで開きます)報道foxnews.com

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