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Opera、新版「Opera One R2」の開発者版を公開:画像生成AIや画面分割タブを搭載

公開 拡散指数 34

Opera は「Opera One R2」の開発者向けベータ版を公開した。AI アシスタント「Aria」による画像・音声生成や画像認識が標準搭載されたほか、閲覧中ページについて質問・要約できる機能も追加。フローティング式メディア操作や分割タブも利用できる。一般向け正式公開は年内を予定している。

画像:techcrunch.com

タブを何十個も開いたまま、バックグラウンドで音楽を流し、別ウィンドウを行ったり来たりしている人に向けたアップデートが登場しました。

Operaは現地時間6月26日、Webブラウザの次期バージョンとなるOpera One R2のデベロッパーベータ版を公開しました。新しいテーマやデザイン要素を採用したほか、メディアコントロールの刷新、画面分割タブ、AIアシスタントの機能強化を盛り込んでいます。

浮遊するメディア操作とタブの痕跡

これまでサイドバー内に収められていたマルチメディア操作は、動画のピクチャーインピクチャーのように画面上を浮遊する独立ウィンドウに変更されました。ウィンドウサイズは自由に変更可能で、ブラウザのテーマカラーに合わせてデザインが変化します。サイズに応じて再生や一時停止、曲送り、音量調節などのボタンが表示されます。

タブ管理には待望の画面分割機能が加わりました。1つのウィンドウ内に2つのWebページを並べて表示できるため、調べ物をしながら別のページを編集するといった作業がスムーズになります。ArcやSigmaOSなどの新興ブラウザで好評だったスタイルを取り入れた形です。

また、タブを30個以上開いているユーザー向けに、最近閉じたタブをアンダーラインで示す「トレース」機能も導入されました。閉じてからの経過時間に応じて線の濃淡が変わり、誤って閉じたページの手がかりになります。

ページ内容を理解するAria

Opera独自のAIアシスタントAriaも大きく進化しています。これまでの実験的プログラムでテストされていた画像生成、音声生成、画像認識の各機能が、正式にOpera One R2へ統合されました。

さらに「ページコンテキストモード」が追加されました。現在表示しているWebページについて、Ariaに直接質問して要約や翻訳を依頼したり、探している特定の情報を抜き出させたりできます。Opera One R2の一般向け正式リリースは、今年後半を予定しています。

なぜ重要か

現在のブラウザ競争は、単なる表示速度の争いから、日常のマルチタスクをどれだけ快適にさばけるかという勝負に移っています。画面分割や浮遊型メディアプレイヤーは派手さこそありませんが、日々のタブ切り替えストレスを確実に減らす機能です。特に新興ブラウザへ乗り換えるほどではないものの、作業環境を効率化したいユーザーにとって試す価値は十分にあります。

AI機能についても、チャットボットをただサイドバーに置くのではなく、閲覧中のWebページを理解して連動させる方向にシフトしている点が実用的です。コピペの手間をなくすアプローチは、AIをブラウジングの自然な一部にする正攻法と言えます。

懸念されるのは、機能拡張に伴うメモリ消費や動作の重さです。便利機能やAIを満載した結果、動作がもたつかないかどうか、年後半の一般公開に向けたチューニングが評価の分かれ目になると見ています。

情報源 (1)

  1. [1]
    techcrunch.com(新しいタブで開きます)原文techcrunch.com

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