本文へスキップ
IFAI

ロボット

ピクサー風の卓上ロボットランプ「Ongo」登場、初期100台の予約開始

公開 拡散指数 47

Interaction Labsは卓上ロボットランプ「Ongo」を発表し、初期100台の先行予約を開始した。『トイ・ストーリー』の脚本家が動作設計を担当。視覚・音声認識を備え、自動調光やリマインドのほか、プライバシー用のサングラスも用意される。

ピクサー風の卓上ロボットランプ「Ongo」登場、初期100台の予約開始
画像:x.com

ピクサー映画のオープニングでおなじみの、あの跳ね回る電気スタンドが現実の世界にやってきました。

米カリフォルニアのスタートアップ Interaction Labs は12月1日、感情表現豊かな卓上スマートランプ型ロボット「Ongo」を発表し、最初の100台限定で先行予約の受付を開始しました。

電気スタンドの中に閉じ込められた猫

Interaction Labs の共同創業者兼CEOである Karim Rkha Chaham 氏は、Ongo について「電気スタンドの体に閉じ込められた猫のようなもの」と表現しています。

ロボット特有の無機質さを排し、本当に命が宿っているかのような動きを実現するため、同社は映画『トイ・ストーリー』の脚本を手がけたアカデミー賞ノミネート作家 Alec Sokolow 氏を招いてモーションデザインを担当させました。

Ongo は台座の上で回転し、関節軸を自律的に調整して動きます。ユーザーが夜に読書を始めると、目にあたるライト部分をそっと手元に寄せて最適な明るさに照らしてくれます。

さらに周囲を見聞きして言葉を発することも可能です。外出時に「鍵を忘れないで」と声をかけたり、料理中に「バルサミコ酢を少し足してみては」とアドバイスしたりします。隣の部屋で音楽が流れていれば、リズムに合わせて頭を揺らす仕草も見せます。

カメラによるプライバシーへの懸念に対しては、視界を物理的に遮断できる専用の「サングラス」が付属するという、遊び心のあるアプローチをとっています。

なぜ重要か

家庭用ロボット市場が等身大の人型ロボットに偏重するなかで、Ongo のアプローチは非常に現実的かつスマートです。

人型ロボットは高価で不気味の谷現象に陥りやすいのに対し、Ongo は誰もが日常的に使うデスクライトの形を採用しています。家事全般をこなすのではなく、卓上の情緒的な価値とさりげない支援に特化した点は、消費者にとって心理的にも導入しやすいはずです。

アニメーションのプロにロボットの仕草を設計させた点も秀逸です。生き物らしさはモーターの数ではなく、間や仕草の文脈から生まれることをよく理解しています。

ただし、この手のコンパニオン端末は飽きられやすいという課題が常に付きまといます。最初の物珍しさが薄れたあと、日常的な会話や照度の自動調整が本当に生活の邪魔にならないクオリティを維持できるかが、単なる高価な置物で終わらせないための分水嶺になるでしょう。

情報源 (2)

  1. [1]
    @Karim_RC(新しいタブで開きます)原文x.com
  2. [2]

毎日のAIピックアップ