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研究

NVIDIAがNeuralangeloを発表:スマホ動画から高精度な3Dシーンを復元

公開 拡散指数 35

NVIDIA Researchは2D動画から高精細な3Dモデルを生成するAI「Neuralangelo」を発表した。Instant NeRFの技術を取り入れ、従来難しかった大理石や屋根瓦などの複雑な質感を忠実に再現できる。ゲーム開発やロボティクス向けの技術で、コードはGitHubで公開されている。

画像:blogs.nvidia.com

Neuralangeloは、スマートフォンなどで撮影した通常の2D動画から、高精細な3Dモデルを生成できるNVIDIA ResearchのオープンソースAIです。

対象物をさまざまな角度から撮影した映像を入力するだけで、細かな質感を持った立体アセットへ直接変換してくれます。

何ができるのか

従来の3D再構成AIでは、屋根の瓦のような繰り返しの模様や、単色で変化の少ない面、明暗差の激しい領域を正確に復元するのが困難でした。

Neuralangeloはこうした弱点を克服し、光沢のある大理石、ガラス窓、屋根瓦などの複雑なテクスチャを高精度に再現できます。

デモでは、彫刻の傑作であるミケランジェロの「ダビデ像」から、一般的なトラック、さらにはNVIDIA本社のキャンパス内にある公園や建物の内外装まで忠実に3D化されました。

生成された3Dアセットは一般的なデザインツールに取り込み可能で、ゲーム開発やロボティクス、産業向けデジタルツインの制作にそのまま活用できます。

仕組みと利用方法

技術面では、NVIDIA Instant NeRFの基盤技術であるインスタント・ニューラル・グラフィックス・プリミティブを採用しています。

動画から視点の異なるフレームを抽出し、カメラ位置を推定したうえで、まず大まかな立体形状を生成します。その後、細部のテクスチャを段階的に最適化していくことで、彫刻家が粗削りから細工を施すようにモデルを仕上げていきます。

本研究はCVPR 2023で発表されており、コードはすでにGitHub上で公開されています。

なぜ重要か

高価な3DスキャナーやLiDARを使わず、手持ちのスマートフォン動画だけで実用レベルの3Dモデルを生成できる点が大きな強みです。

単に視点を変えて映像を表示するだけでなく、編集可能な高精度ジオメトリとして扱えるため、インディーゲーム制作者や3Dクリエイターの工数を大幅に削減できるはずです。

情報源 (1)

  1. [1]
    blogs.nvidia.com(新しいタブで開きます)原文blogs.nvidia.com

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