マイクロソフト、Windows向けCopilotを刷新 ネイティブ版でUI改善
MicrosoftはWindows Insider向けにネイティブ仕様の新しいCopilotアプリの配信を開始した。Webアプリ化から約1年を経てmacOS版に似たUIとサイドバーを採用し、音声入力や履歴管理に対応。数週間以内に全Windows 11端末へ展開予定だ。

Windows 11 の Copilot が、ようやく「ただのウェブアプリ」から脱却することになりました。
マイクロソフトは、ほぼ1年前に簡素なウェブアプリへと格下げしていた Windows 版 Copilot をネイティブアプリとして再構築し、Windows Insider 向けに Microsoft Store 経由で配信を開始しました。今後数週間以内にすべての Windows 11 PC へ届く見込みです。
XAML 製のネイティブ仕様へ刷新
今回のアップデートでは、ネイティブ XAML を使ってアプリが作り直されており、UI や動作レスポンスが大きく改善されています。
デザイン面では、先日リリースされた macOS 版 Copilot と共通の設計になりました。新設されたサイドパネルから過去の会話履歴を素早く確認できるほか、マイクを使った音声入力や、画像のアップロード、テキストや画像の生成といった機能がスムーズに利用できます。
マイクロソフトは当初、Copilot を OS 統合型のパーソナルアシスタントとしてアピールしていましたが、その後あっさりとウェブアプリ化し、最新の Copilot Plus PC の魅力を損ねていると批判されていました。ショートカットキーなどでごまかしてきた時期を経て、ようやく本格的な手入れが入った形です。
なぜ重要か
Copilot をめぐるマイクロソフトの迷走には、多くのユーザーが違和感を抱いていました。鳴り物入りで投入した AI 機能をわざわざ貧弱なウェブ版にしてしまっては、せっかくの PC の価値が伝わりません。
今回のネイティブ化は、操作感の遅れを取り戻すための妥当な軌道修正だと私たちは考えます。日常的に使うツールだからこそ、起動の速さや滑らかな挙動といった基礎的な体験が不可欠です。AI を次世代 OS の中核に据えたいのであれば、こうした足元の品質を揃えることが何よりの前提になります。
情報源 (1)
- theverge.com(新しいタブで開きます)原文theverge.com
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