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EdgeがCopilot機能を大幅刷新:複数タブの横断推論やポッドキャスト生成に対応

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Microsoftはデスクトップおよびモバイル版EdgeのCopilot機能を大幅に刷新した。開いている複数タブを横断して比較・分析できる推論機能や長期記憶、音声・視覚による操作を追加。さらにタブの内容をポッドキャスト化する機能も備えた。従来の「Copilot Mode」は提供を終了する。

EdgeがCopilot機能を大幅刷新:複数タブの横断推論やポッドキャスト生成に対応
画像:blogs.windows.com

調べものをしているうちに、ブラウザのタブが何十個も開きっぱなしになって収拾がつかなくなる。そんな日常の悩みに、マイクロソフトが正面から手を入れてきました。

マイクロソフトは5月13日、デスクトップ版およびモバイル版のEdgeブラウザ向けに、Copilotの大規模アップデートを発表しました。AIを単なるサイドバーの相談相手から、ブラウジング作業全体を横断して支援する存在へと引き上げる内容です。

開いたタブを横断して比較、ポッドキャスト化も

今回の目玉は、複数タブをまたいだ推論機能です。

ユーザーの許可を得た上で、Copilotは開いている複数のタブの内容を同時に読み取ることができます。旅行の計画で複数のホテルや航空券のページを見比べているときでも、タブを行き来することなく、Copilotに尋ねるだけで要点の整理や比較表の作成が完了します。

さらに、閲覧履歴や過去のチャットを参照する長期記憶機能も搭載されました。数日前に中断したリサーチの文脈を引き継いだ状態で、自然に作業を再開できます。

デスクトップ向けには、作業効率を高めるユニークな機能が追加されました。開いているタブ群の内容を音声対話形式のポッドキャストに変換する機能や、ウェブページから自動で確認テストや単語カードを作る「学習モード」が登場しています。テキスト入力エリアに青いドットが表示され推敲を助ける執筆アシスタントも加わりました。

モバイル版Edgeでも、閲覧履歴をトピックごとのカードにまとめ、要約や次のステップを提示する「Journeys」が利用可能になりました。なお、従来の「Copilot Mode」は廃止され、ブラウザ操作を行う機能は「Browse with Copilot」と改名されて米国の一部の有料加入者向けに提供されます。

なぜ重要か

私たちは、このアップデートがブラウザの役割を「ウェブページを閲覧する窓」から「情報収集と意思決定を代行する作業台」へと決定的にシフトさせたと考えています。

一般ユーザーや学生にとって、タブ間の比較や開いたページのポッドキャスト化は、日常の面倒な作業を直接減らしてくれる実用的な機能です。専用のプロンプトを考える必要がなく、これまで通りの調べものをするだけで恩恵を受けられる敷居の低さがあります。

一方で、AIの関与が深まるほどプライバシーへの懸念は増します。マイクロソフトはすべての機能でユーザーの明示的な許可が必要だと強調していますが、閲覧中のすべてのタブや履歴をAIに読み取らせることに抵抗を覚える人は少なくないはずです。

また、高度な自律アクション機能を有料のMicrosoft 365加入者に限定している点を見ると、Edgeを単なるシェア拡大の道具ではなく、高付加価値な有料サブスクリプションへの強力な誘導路に仕立て上げたいマイクロソフトの狙いが透けて見えます。

情報源 (1)

  1. [1]
    blogs.windows.com(新しいタブで開きます)原文blogs.windows.com

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