Lettaがオープンソース「Claude Subconscious」公開:Claude Codeに常駐記憶を付与
LettaはClaude Code向けオープンソースプラグイン「Claude Subconscious」を公開しました。バックグラウンドのエージェントがセッションとコードを監視し、8つの記憶ブロックから文脈を非同期でプロンプトに注入します。
Claude Subconsciousは、Lettaが公開したオープンソースのプラグインです。Claude Codeの裏側に常駐する第2のエージェントを配置し、作業セッションを見守りながらコードベースを読み解き、長期記憶を蓄積していきます。
端末を再起動するたびに前提条件を最初から説明し直す必要がなくなり、まるで開発パートナーに「潜在意識」が備わったような環境を作ることができます。
何ができるのか
このバックグラウンドエージェントは、単なる受動的なログ置き場ではありません。
会話ログの処理を行いながら、Read、Grep、Globといったツールを使ってリポジトリ内のファイルを自律的に探索し、コードの構造を能動的に把握します。
蓄積される情報は、個人のコーディング規約、プロジェクトの全体構成、未消化のTODO、頻出する設計パターンなど、8つの独立したメモリブロックに整理されます。
また、単一のSubconsciousエージェントがすべてのプロジェクト間で共有される設計です。リポジトリごとに個別の会話スレッドを持ちつつ、共通のコンテキストは別プロジェクトでも引き継いで活用できます。
バックグラウンドで動く仕組み
作業のテンポを崩さないよう、処理は完全に非同期で行われます。
Letta Code SDKと非同期フックを利用して裏側でログの分析を進めるため、Claude Codeの操作が途中で止まることはありません。
エージェントが集めた文脈情報は、ユーザーがプロンプトを入力する直前にstdout経由でこっそりClaude Codeのコンテキストへと注入されます。ディスクに余計な一時ファイルを書き込むこともありません。
初回起動時には自動でセットアップが行われ、複数の動作モードに対応しています。裏側のモデルにはAnthropicだけでなく、OpenAIやGoogleなどのモデルを割り当てて動かすことも可能です。
なぜ重要か
コマンドライン向けコード支援ツールの最大の弱点は、セッションが切れると文脈が白紙に戻ることでした。Lettaの手法が巧みなのは、メインエージェントのコード生成を妨げることなく、バックグラウンドの常駐エージェントに記憶とリポジトリ探索を一任させた点にあります。
日常的にClaude Codeを多用している開発者なら、すぐに試す価値があります。ただし、裏側でリポジトリの検索や要約処理が常に走るため、APIの呼び出し回数やトークン消費量が通常より増える点には留意しておく必要があります。
情報源 (1)
- @Letta_AI(新しいタブで開きます)原文x.com