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Leonardo AIが新画像モデル「Phoenix」発表:文字描写と指示追従性を強化

公開 拡散指数 39

週始め、Leonardo AIは新画像生成モデル「Leonardo Phoenix」を発表した。プロンプトへの忠実度や画像内の文字描写精度が大幅に向上し、自然言語で部分修正を指示できる「Edit with AI」も導入。一部旧機能は一時休止中だが、自由度の高い制作環境を提供する。

Leonardo AIが新画像モデル「Phoenix」発表:文字描写と指示追従性を強化
画像:decrypt.co

画像生成AIで最もユーザーを悩ませてきたのが、プロンプトへの忠実度です。特定の画風や看板の文字を指定しても、思い通りに出力されず、無駄な生成を繰り返すことが日常茶飯事でした。

画像生成サービスを展開するLeonardo AIは今週月曜日、新モデル「Leonardo Phoenix」のリリースとウェブサイトの大幅な刷新を発表しました。運営元は、プロンプトの指示を忠実に再現する能力において、Phoenixは業界トップクラスのモデルだと自信を見せています。

スタイル再現は優秀、リアルな人物描写には課題も

Phoenixは、プロンプトへの追従性、画像内テキストの正確さ、画質の向上、そして細かいクリエイティブ制御を売りにしています。一方で、新アーキテクチャの導入に伴い、画像ガイダンスや微調整エレメント、Photoreal機能などは一時的に利用できなくなっています。利用トークンの消費量は初週限定で引き下げられており、来週月曜日に通常価格へ戻る予定です。

文字描写に定評がある競合のIdeogramと比較テストを行ったところ、興味深い結果が出ました。ゴッホ風の筆致と看板の英文字を指定した検証では、Leonardoがスタイルと文字精度の両面でIdeogramを上回りました。

一方で、複数の要素を配置する複雑な構図テストでは、配置の正確さや手の描写でLeonardoが勝ったものの、全体の美的バランスではIdeogramに軍配が上がりました。さらに、陰影の効いた実写ポートレートの比較では、質感表現において依然としてIdeogramの方が写実的でした。

単なる生成ツールから制作スタジオへ

モデル自体の描写力以上に差がついているのが、付帯する編集ツールの充実度です。

今回追加された「Edit with AI」は、コートを赤に変えて、あるいは70年代風にしてといった自然言語の指示で、生成済みの画像を直感的に修正できる機能です。従来の複雑な設定を必要とせず、高い精度で画像に変更を加えられます。

解像度でもLeonardoは16対9で最大1376×768ピクセルに対応し、Ideogramの1280×720ピクセルを上回っています。さらに、背景透過、アップスケール、リアルタイム生成、独自モデルの追加学習まで標準搭載されています。Ideogramの無制限低速プランが月額20ドルなのに対し、Leonardoの同等プランは月額30ドルとやや高額ですが、機能の幅広さは一歩リードしています。

なぜ重要か

画像生成AIの戦場は、一発で綺麗な絵を出すガチャから、どれだけ意図通りに手を加えられるかという実用的な編集ワークフローへ移行しつつあります。

今回のLeonardoの動きは極めて合理的だと考えます。モデル単体の絵力だけで勝負するのではなく、プロンプトの自動補正、指示ベースの画像編集、背景削除などの後処理を単一のブラウザ画面で完結させることで、クリエイターが外部ツールを行き来する手間を省いているからです。

日常的にSNS用の画像素材やコンセプトアートを制作している現場であれば、今すぐ試す価値があります。月額30ドルという価格設定はやや強気ですが、修正作業にかかる時間を減らせるメリットは小さくありません。

ただし、新構造への移行によって一時的に利用できなくなった機能の復旧速度が今後の満足度を左右するはずです。また、純粋な人物写真のリアルさにおいては、依然として競合に一日の長がある点には注意が必要です。

情報源 (1)

  1. [1]
    decrypt.co(新しいタブで開きます)原文decrypt.co

トピックを追うLeonardo.AiのPhoenixモデル開発

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