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Google Labs、開いているタブから対話型アプリを自動生成する「GenTabs」を発表

公開 拡散指数 38

Google Labs は新実験プロジェクト「Disco」とその第 1 弾機能「GenTabs」を発表した。Gemini 3 を活用し、開いている複数のタブやチャット履歴からユーザーのタスクを理解して、コード不要で対話型 Web アプリを生成できる。現在 macOS 向けにウェイティングリストの登録を受け付けている。

Google Labs、開いているタブから対話型アプリを自動生成する「GenTabs」を発表
画像:blog.google

調べ物や旅行の計画を立てているうちに、気がつけばブラウザのタブが何十個も開いて収拾がつかなくなってしまう問題は、多くの人が日常的に抱えています。

Google Labs はこの課題に対し、従来の整理機能とはまったく異なるアプローチを打ち出しました。12 月 11 日、同社は次世代のウェブ閲覧体験を検証するための実験的プロジェクト「Disco」を発表し、その最初の目玉機能として「GenTabs」のテストを開始しました。

GenTabs の頭脳となっているのは、Google が自社で最もインテリジェントと位置づける「Gemini 3」です。タブの中身を要約するだけでなく、開いている複数のタブやチャット履歴からユーザーがやり遂げようとしている複雑なタスクを能動的に読み解き、それを完了するための対話型ウェブアプリを即座に生成します。

コード不要でブラウザが専用ツールを組み上げる

利用にあたってプログラミングの知識は一切不要です。自分が欲しいツールのイメージを自然言語で入力するだけで、目的に合わせた対話型アプリが立ち上がります。

手直ししたい部分があれば、普段の言葉で指示を出して調整できます。また、ユーザーが思いついていない場合でも、開いているタブの文脈を判断して、役立ちそうな生成アプリのアイデアをシステム側から提案する仕組みも備えています。

AI による情報の信憑性を保つ工夫として、生成された各要素には必ず参照元のウェブページへのリンクが保持されます。

初期テスターの間では、1 週間の献立表の作成や、日本の桜を見る旅行計画の整理、さらには小学生が惑星について学ぶための教材づくりなど、個別の目的に合わせた専用アプリの生成に活用されています。

現在、Disco は macOS 向けにウェイティングリストの受付を開始しており、まずは少人数のテスター向けに提供されます。

なぜ重要か

GenTabs の試みは、ブラウザが単にページを閲覧する道具から、必要なソフトウェアをその場で生み出す作業台へと進化する可能性を示しています。

これまでのブラウザ AI はサイドバーでの要約や質疑応答にとどまっていましたが、GenTabs は複数ページに散らばった情報を対話型の操作画面としてまとめ直します。もし安定して動作するのであれば、タブを行き来しながら手作業でメモを取っていた作業が大幅に短縮されるため、情報収集を頻繁に行うユーザーにとって試す価値は十分にあります。

業界全体への影響という点では、旅行計画ツールや比較サイトなど、特定の情報整理を担ってきた単機能のウェブサービスの存在意義が問われることになります。ブラウザ自身が即座に専用ツールを作れるようになれば、既存の多くのツールが代替されかねません。

実験的な枠組みである Disco で小さく検証を始めた点も現実的です。プロンプトによる微調整がどこまで直感的に機能するかという課題を見極めたうえで、将来的には Chrome などの主力製品へ機能が統合されていくのか、今後の展開が注目されます。

情報源 (1)

  1. [1]
    blog.google(新しいタブで開きます)原文blog.google

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