Google Chrome、タブを自動で並べ替え・グループ化する新機能を開発中
Google Chromeがタブを自動整理する「Organize Tabs」機能を開発中であると報じられました。ブラウザ左上のタブ検索横に配置され、開いたタブを自動で並べ替えてグループに分類します。

気付けばブラウザのタブが何十個も開きっぱなしになり、アイコンしか見えない状態になるのは、多くのネットユーザー共通の悩みです。
Google Chrome には以前からタブをグループ化する機能が用意されていますが、忙しい作業中に手動でフォルダを作り、色を選んでタブを振り分けるのは正直かなり面倒でした。
そこで Google は、この整理作業そのものを自動化しようと動いています。
左上のタブ検索の横に「タブ整理」が追加へ
BleepingComputer の報道によると、Chrome 開発チームは現在、「Organize Tabs(タブを整理)」と呼ばれる新機能を開発中です。
この機能は、ブラウザ左上にあるタブ検索ボタンのすぐ隣に配置される見込みです。
既存の「タブグループ」機能を一段進めたもので、開いているタブをスマートに並べ替え、関連するタブごとにウィンドウグループへ振り分けてくれます。
さらに、タブの内容を系統立てて分類したうえで、新しいタブグループ自体を自動生成する仕組みも検討されているとのことです。
これまでは散らかった机の上の書類を手動でクリアファイルにしまっていたのに対し、ボタンひとつで自動的に分類・ファイリングしてくれるイメージです。
なぜ重要か
日常的に大量のタブを開いて作業するビジネスパーソンやリサーチャーにとって、手動整理の手間が省ける恩恵は小さくありません。機能として存在していても放置されがちだったタブグループが、ようやく実用的なものになります。
ブラウザ市場全体を見ても、Arc などの新興ブラウザや、垂直タブと自動グループ化に注力する Microsoft Edge との差別化が激しくなっています。Chrome にとっても、タブ過多による作業効率の低下を防ぐ機能は急務です。
私たちは、この機能をタブ検索の真横という最もアクセスしやすい場所に置いた点は理にかなっていると考えます。ユーザーの操作スタイルをガラリと変えさせるのではなく、既存の機能を自動化によって身近にするアプローチだからです。
ただし懸念されるのは分類の賢さです。もし見比べて作業していた別ジャンルのページが勝手に別々のグループへ引き離されてしまえば、かえって集中力を削がれることになります。分類精度の高さが機能の成否を分けることになりそうです。
情報源 (1)
- bleepingcomputer.com(新しいタブで開きます)原文bleepingcomputer.com