Google、Apple CarPlay版「Googleマップ」にGeminiを導入 対話型ナビが可能に
米GoogleはApple CarPlay版「Googleマップ」に対話型AI「Gemini」を導入した。車載画面のアイコンをタップするだけで、有料道路の回避や立ち寄り先のおすすめ検索など、複数ステップの音声指示が行える。まずは米国で提供を開始し、順次世界展開する予定だ。

運転中に立ち寄り先を探しつつ有料道路を避けるルートを引き直す作業は、従来の車載音声アシスタントにとってかなり面倒な注文でした。
Google は対話型 AI「Gemini」を Apple CarPlay の Google マップ向けに提供開始しました。まずは米国のドライバーから利用可能になり、グローバルへの展開も進められています。
連続した質問に対応、ただし個人データ連携はなし
Android Auto への Gemini 導入から約 1 年遅れての CarPlay 対応となります。
ダッシュボード画面上の Google マップに表示される Gemini アイコンをタップすると、対話形式で目的地を探せます。おすすめの立ち寄り先を聞いた後、そのまま有料道路を避けて案内させるような複数ステップの指示や、音声での交通トラブル報告が可能です。
ただし、Android Auto 向けに発表された「パーソナルインテリジェンス」機能は CarPlay 版には含まれていません。Gmail や Google カレンダー、フォトなどの個人データにはアクセスできない仕様です。
なぜ重要か
iPhone を使っていてもナビは Google マップ派というドライバーにとって、一度の自然な対話で複雑な条件のルート設定ができるメリットは大きく、試す価値があります。
競合である Apple の車載プラットフォーム上でも自社 AI の利用機会を着実に広げている点は合理的です。
Android Auto と異なり個人データ連携が省かれているのは、プラットフォーム間の制約や差別化の意図がうかがえます。それでも純粋なナビゲーションの賢さにおいて、標準の Siri に対して体験の差を印象づける一手になると考えられます。
情報源 (1)
- theverge.com(新しいタブで開きます)原文theverge.com