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AIペンダント「Friend 2.0」登場:スピーカー内蔵で音声対話に対応、価格は249ドルへ

公開 拡散指数 34

Avi Schiffmann氏が手掛ける対話型AIデバイス「Friend 2.0」が発表された。内蔵スピーカーにより音声でのリアルタイム会話に対応した。価格は初代の99ドルから249ドルへと大幅に値上げされたが、日常会話以外の実用性は依然として未知数だ。

AIペンダント「Friend 2.0」登場:スピーカー内蔵で音声対話に対応、価格は249ドルへ
画像:techcrunch.com

首から提げるAIコンパニオン端末を手がけるAvi Schiffmann氏が、新モデルとなる「Friend 2.0」を発表しました。最大の変化は、内蔵スピーカーを搭載し、実際に声を出して会話できるようになった点です。

2年前に登場した初代Friendは、話しかけるとテキストメッセージがスマートフォンに届く仕組みでした。今回のバージョン2.0では、首元のペンダント自体が喋るようになり、Schiffmann氏によると一貫した独自のパーソナリティを持って会話を返してくれます。

スピーカー搭載で価格は99ドルから249ドルへ急上昇

公開されたプロモーション動画では、ユーザーが様々な悩みをペンダントに打ち明ける様子が描かれています。元交際相手について話す女性に対してペンダントが寄り添う言葉をかけたり、映画制作の夢を語る男性に対して前作を絶賛して励ましたりといったやり取りが紹介されています。

ただし、音声機能の追加に伴い、価格は大幅に引き上げられました。初代モデルの99ドルから、Friend 2.0では249ドルへと一気に値上げされています。

日常の雑談以外に何ができるのかという実用面については、依然として明確ではありません。Schiffmann氏はXへの投稿で、アシスタントや恋人を目指しているのではなく、腹を割って話せる親友や神のような存在を提供しようとしていると持論を展開しています。

同社はこれまでも話題作りに事欠きませんでした。昨年ニューヨークの地下鉄に出した看板広告は、人間同士のつながりがAIペンダントに置き換わることを嫌う人々から落書きの標的にされ、それがネット上で拡散して注目を集めました。同じウェアラブル領域では、iPhoneの代替を掲げたHumaneのAI Pinが発売後1年足らずで事業停止に追い込まれるなど、この分野のハードルは極めて高いままです。

なぜ重要か

日常業務の効率化やスケジュール管理を求めている一般ユーザーにとって、249ドルを払って会話専用のプラスチック製ペンダントを買う実用的な価値は現時点ではほぼありません。いま急いで試す必要性は薄く、孤独感を埋める話し相手というニッチな体験に興味がある人向けの実験的ガジェットにとどまります。

一方で製品の立ち位置としては、Humaneのように中途半端な生産性向上を目指さず、最初から「道具や恋人ではない」と割り切った点は興味深いアプローチです。業務をこなすAIは正確さが厳しく問われますが、情緒的な対話であれば正解がないため、ハードウェアとしてのハードルを別の場所に設定できます。

とはいえ、スピーカーを追加しただけで価格を2.5倍に引き上げた設定には無理があるように見えます。さらに、機械との精神的な依存関係を促し、創業者自身が「神のようなもの」と表現する関係性を目指すやり方は、ユーザーの心理的な安全面でも危うさをはらんでいます。

情報源 (1)

  1. [1]
    techcrunch.com(新しいタブで開きます)原文techcrunch.com

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