音声AIのElevenLabs、2024年ディズニー・アクセラレーターに採択
2月22日、音声生成AIスタートアップのElevenLabsが「2024 Disney Accelerator」プログラムへの採択を発表した。同社はディズニーのクリエイティブなリソースを活用し、言語の壁を取り払う音声技術の展開を目指す。大手エンタメ産業での生成AI実用化が一段と加速しそうだ。

音声AIスタートアップのElevenLabsが、ハリウッドへの強力な足がかりを掴みました。
ElevenLabsは、2024年の「Disney Accelerator」プログラムに採択されたことを発表しました。同社は、世界的なブランドであるディズニーの創造力と想像力に直接アクセスできる機会を得たとしており、言語やコミュニケーションの壁を取り払うという自社のミッションを大きく前進させるものだと述べています。
ディズニーの制作現場に直結する道
Disney Acceleratorは、毎年先端技術を持つ企業を選出し、ディズニーの経営陣や事業部門との協業を支援する育成プログラムです。
高精度なAI音声合成やボイスクローンを手がけるElevenLabsにとって、世界最大手のエンタメ企業が持つコンテンツ制作の現場に自社技術を提案できる貴重な機会となります。
なぜ重要か
コンテンツ制作者やローカライズに携わる人にとって、AI音声技術がトップクラスのエンターテインメント制作へ本格的に浸透し始めていることを示す動きです。
業界全体を見渡すと、ハリウッドは権利問題やストライキを経て生成AIの導入に極めて慎重な姿勢をとっています。その中でディズニーがElevenLabsをプログラムに選んだことは、権利面に配慮しつつも、音声生成技術の検証を確実に進めたいという意向の表れと見られます。
ElevenLabsにとって、ディズニーの支援を受けること自体が大きなブランド価値になります。ただ、厳格な著作権管理や出演者組合の視線が存在する中で、実際の制作現場にどこまで技術を組み込めるかが今後の実質的なハードルになると私たちは考えています。
情報源 (2)
- @elevenlabsio(新しいタブで開きます)原文twitter.com
- thewaltdisneycompany.com(新しいタブで開きます)報道thewaltdisneycompany.com