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CognitionがDevin 2.0公開:月額20ドルから利用可能、複数エージェント協調に対応

公開 拡散指数 64

Cognition AIは自律型コーディングAI「Devin 2.0」のベータ版を発表しました。従来の月額500ドルから20ドルで始められる従量課金制へと敷居を大幅に下げ、クラウド型IDE上で複数のDevinを同時に稼働させることが可能になりました。インタラクティブな計画機能やコードWikiの自動生成にも対応します。

CognitionがDevin 2.0公開:月額20ドルから利用可能、複数エージェント協調に対応
画像:x.com

昨年「世界初の AI ソフトウェアエンジニア」として大きな話題を呼んだ Devin を覚えているでしょうか。自然言語の指示から自律的にアプリを組み上げるデモで注目を集めたものの、月額 500 ドルという高額な利用料や、複雑なコードでのバグの多さが仇となり、普及は伸び悩んでいました。

あれから約 1 年、開発元の Cognition AI が大型アップデートとなる「Devin 2.0」のベータ提供を開始しました。最大のトピックは、これまでの敷居の高さを打ち破る月額 20 ドルからの新料金プランです。

クラウド IDE 化で複数の Devin を同時並行で操る

Devin 2.0 は単なるチャットボットではなく、「エージェントネイティブ」なクラウド統合開発環境(IDE)へと姿を変えました。最大の特徴は、複数の Devin を同時に立ち上げ、それぞれに異なるタスクを並行処理させられる点です。

人間は進捗を監督し、必要な場面だけ介入します。開発者は Devin のクラウド IDE 内で Cmd+I や Cmd+K などの使い慣れたショートカットを使い、直接コードを修正したりテストを実行したりできます。

また、大規模開発で迷子になりがちだった弱点を補うため、3 つの新機能が加わりました。曖昧な指示からコードベースを自動調査して作業計画を立てる「Interactive Planning」、コードベースを深掘りして根拠付きで回答する「Devin Search」、そしてリポジトリを数時間ごとに自動解析してアーキテクチャ図付きのドキュメントを生成する「Devin Wiki」です。

20 ドルで使えるが、計算すると安くはない

20 ドルから始められるようになったとはいえ、単純な値下げとは言えません。

この 20 ドルプランには 9 ACU(同社のクレジット単位)が含まれており、消費後は従量課金制に移行します。1 ACU は 15 分のアクティブな作業時間に相当するため、時給換算すると約 11 ドルになります。

さらに、1 ACU あたりの単価は 2.25 ドルとなり、従来の月額 500 ドルプラン(1 ACU あたり 2 ドル換算)と比べると、実は単位あたりのコストは割高に設定されています。Upwork などのクラウドソーシングでフリーランスを雇う費用と比べても、大差ない水準です。

なぜ重要か

私たちは、今回のアップデートを「エンジニアの完全代替という誇大広告からの現実的な軟着陸」だと捉えています。

1 年前は人間を排除するかのような打ち出し方でしたが、Devin 2.0 は複数エージェントを束ねるマネージャーとしての開発者体験に舵を切りました。コード検索や Wiki の自動更新など、チーム開発で誰もが面倒に感じる部分を自動化する方向性は理にかなっています。

また、月額 20 ドルのエントリー枠を用意したのは、GitHub Copilot や Windsurf といった競合へ流出しかけていた個人開発者や中小企業を引き留めるための賢い一手です。

しかし、時給 11 ドル相当というコストは見過ごせません。複雑なコードベースで依然として的外れな修正やバグを出すようであれば、手戻りの修正工数を含めて割に合わない投資になります。まずは 20 ドルで試す価値は十分にありますが、クリティカルな本番環境のコードを任せる前に、テスト作成や小規模なタスクで実力を見極めるのが賢明です。

情報源 (3)

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    x.com(新しいタブで開きます)原文x.com
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