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Anthropic、対話型AI「Claude」の提供を世界95カ国に拡大

公開 拡散指数 58

Anthropic は Web サービス「claude.ai」の提供地域を世界 95 カ国へ拡大したと発表した。対象地域のユーザーは、日常業務や専門タスクで Claude と直接対話できるようになった。初期の米国や英国中心の展開から提供範囲が一気に広がった形だ。

Anthropic、対話型AI「Claude」の提供を世界95カ国に拡大
画像:neowin.net

これまで米英の限られたユーザーしか使えなかったAnthropicのAIアシスタント「Claude」が、いよいよ世界に向けて門戸を広げました。

Anthropicは、同社のWeb版Claudeへのアクセスを世界95カ国に拡大したと発表しました。対象地域のユーザーは、公式サイトから直接無料で利用できるようになります。

95カ国へ一挙拡大も、EUとカナダは見送り

7月にClaude 2がリリースされた際、利用可能だったのは米国と英国のユーザーのみでした。

今回の拡大により、オーストラリアやニュージーランドなど95の国と地域がリストに加わりました。仕事や日常のタスク処理にClaudeを活用できるユーザーが一気に増えた形です。

一方で、目立つ除外地域もあります。カナダと欧州連合(EU)加盟国は今回のリストに含まれていません。

GoogleがBardを展開した際と同様に、EUの厳格なプライバシー規制への対応が影響しているとみられ、コンプライアンス面の慎重な姿勢がうかがえます。

長文とPDF解析に強い実力派

Claude 2の最大の武器は、10万トークンという圧倒的なコンテキストウィンドウです。

他社サービスでは長い文章を入力すると途中で切り捨てられることが珍しくありませんが、Claude 2ならPDFなどのファイルを丸ごとアップロードして要約や質問が可能です。

公開時のベンチマークでも、Claude 2は従来のClaude 1.3に比べてコーディングや数学の性能が大きく向上したとされています。安全性や無害な回答の生成にも重きを置いて設計されています。

なぜ重要か

長大なドキュメントの読み込みに悩んでいたリサーチャーやビジネスパーソンにとって、試す価値が極めて高い一手だと私たちは考えます。

分厚い報告書や英文マニュアルをそのまま読み込ませて対話できる環境が、追加費用なしで95カ国に開放された意味は小さくありません。

業界全体で見れば、OpenAIの背中を追うAnthropicが本格的な国際展開フェーズに入ったことを示しています。これまでサードパーティ経由でしか触れられなかった層を、自社プラットフォームへ直接呼び込めるようになります。

もっとも、長文処理という強みはいずれライバルたちも追いついてくる可能性が高い領域です。EU市場への進出を足止めされている間に、いかに強固なユーザー基盤を築けるかが今後の課題になりそうです。

情報源 (2)

  1. [1]
    @AnthropicAI(新しいタブで開きます)原文twitter.com
  2. [2]

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