Anthropic、Claude向け「Connector」の監視ダッシュボードを公開 MCPのアプリ内登録も可能に
AnthropicはClaude向けConnector開発者向けの新機能として、パフォーマンス監視ダッシュボードとアプリ内MCP登録機能の提供を開始した。アクティブユーザー数やエラー率、レイテンシをClaudeやClaude Codeなどの製品別に確認できる。現在はTeamおよびEnterpriseプランの管理者向けにパブリックベータとして提供されている。

Claude 向けのツールを開発したことがある人なら、公開した MCP サーバーが実際にどれくらい使われ、どこでエラーが起きているのか把握しにくい点にもどかしさを感じていたはずです。
Anthropic は、コネクタ開発者向けにパフォーマンス監視ダッシュボードと、アプリ内から直接ディレクトリへ申請できる新機能を公開しました。
コネクタの稼働状況を可視化
公開済みコネクタの管理者は、Claude の組織設定から新しいダッシュボードにアクセスできます。アクティブユーザー数やツールの総呼び出し回数、ディレクトリ内ランキングの推移を確認できるほか、ヘルススコア、エラー率、レイテンシも一目で把握できます。
エラー分析はツール単位で細分化されており、どの処理で失敗しているかをピンポイントで特定できます。さらに、通常の Claude、Claude Code、Cowork など、どの製品環境でツールが呼び出されているかを比較することも可能です。
機能は現在パブリックベータ版として提供されており、Team または Enterprise プランの管理者権限が必要です。また、MCP サーバーのディレクトリ掲載申請もアプリ内から直接行えるようになりました。現在ディレクトリには 300 以上のサードパーティ製コネクタが登録され、毎日数百万人に利用されています。
なぜ重要か
Anthropic は MCP を単なるオープン規格にとどめず、本格的な開発者プラットフォームへ育てようとしています。
開発者にとって、呼び出し量やエラー箇所が可視化されることは、コネクタを安定した商用サービスとして運用するための必須条件です。利用実態が見えれば、どのツールに改善リソースを割くべきかも判断しやすくなります。
競合各社がツール連携の主導権を争うなか、開発者が継続して高品質なツールを提供できる環境を整えた点は堅実であり、エコシステムの定着を大きく後押ししそうです。
情報源 (1)
- claude.com(新しいタブで開きます)原文claude.com