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Character.AI、複数AIと人間が同席できる「グループチャット」機能を発表

公開 拡散指数 38

Character.AIは有料会員「c.ai+」向けに複数AIや友人と同時に会話できる「Character Group Chat」の提供を開始した。歴史上の偉人やオリジナルキャラクターを同じ部屋に集め、テキストアドベンチャーや勉強会などが楽しめる。iOSとAndroidアプリ先行で、Web版も提供予定。

Character.AI、複数AIと人間が同席できる「グループチャット」機能を発表
画像:blog.character.ai

AIとのやり取りといえば、1対1のチャット画面で交互にメッセージを送り合う形がすっかり定着しています。しかし、Character.AIはその常識を打ち破ろうとしています。

Character.AIは新機能「Character Group Chat」を発表しました。複数のAIキャラクターと複数の人間のユーザーが、同じチャットルームに入ってリアルタイムで会話できる機能です。

アインシュタインとテスラを同じグループに招待する

簡単に言えば、人間とAIが入り乱れるLINEやDiscordのようなグループチャットが作れるようになりました。

公式が挙げているユースケースもかなりユニークです。例えばアインシュタイン、キュリー夫人、テスラ、ホーキング博士を同じ部屋に集めて議論させたり、ゼウス、ハデス、ポセイドンによる神々の会話を眺めたりできます。

さらに、ナポレオン、アテナ、チンギス・ハン、カエサルを集めて戦略を語り合わせるといった遊び方も可能です。

エンタメだけでなく、実用的なシーンも想定されています。友人たちと一緒にAIキャラクター「Librarian Linda」を交えて読書会を開いたり、試験勉強のクイズを出題してくれる学習グループを作ったりすることもできます。

また、友人と一緒にAIが進行役を務めるテキストアドベンチャーゲームやRPGの冒険に出ることも可能です。

まずはモバイルアプリと有料会員限定で提供

ただし、今すぐ誰でも自由に使えるわけではありません。

このCharacter Group Chatは、有料サブスクリプションである「c.ai+」の会員向けアーリープレビューとして、数日かけて順次展開されます。

また、現時点ではiOSおよびAndroidのモバイルアプリ限定の機能となっており、Web版への提供は今後計画されているものの、具体的な提供時期は明かされていません。

なぜ重要か

1対1の壁を取り払い、マルチエージェント型のグループ会話を実現したことは、AIキャラクター分野における大きな前進です。

ユーザーにとっての価値は、単なる暇つぶしの会話から「マルチプレイヤーのソーシャル体験」へと遊び方が拡張される点にあります。友人を巻き込んで複数のAIを戦わせたり、TRPGのセッションを楽しんだりすることで、これまでにないエンタメ体験が生まれます。

業界全体から見ても、実用性を重視するChatGPTなどの競合ツールに対し、Character.AIはソーシャル性やコミュニティの滞在時間を武器にする方向性を鮮明にしました。

この機能をc.ai+の特典に据えたのは、課金転換を促しつつサーバー負荷を見極める賢い戦略だと評価できます。

一方で課題となるのは、発言の順番制御や文脈の破綻です。複数のAIが勝手に自己完結して堂々巡りになったり、会話のテンポが崩れたりしないかどうか。実際のオーケストレーションの出来栄えが、この機能の成否を分けることになりそうです。

情報源 (1)

  1. [1]
    blog.character.ai(新しいタブで開きます)原文blog.character.ai

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