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BuildboxがStoryGames.AIを発表:質問に答えるだけで10章構成のノベルゲームを生成

公開 拡散指数 36

ノーコードゲーム制作のBuildboxがStoryGames.AIを公開した。主人公やあらすじに関する質問に答えるだけで、AIが分岐選択肢やシーン画像を含む10章構成のビジュアルノベルを数分で自動生成する。Web上から2本まで無料で作成でき、Steamやスマホ向けに書き出すことも可能だ。

BuildboxがStoryGames.AIを発表:質問に答えるだけで10章構成のノベルゲームを生成
画像:venturebeat.com

ノーコードゲーム開発ツールで知られるBuildboxが、テキストを入力するだけでビジュアルノベルゲームを自動生成できる新ツール「StoryGames.AI」を公開しました。

これまでハイパーカジュアルゲームの制作環境として人気を集めていたBuildboxですが、コミュニティからは「Episode」や「Choices」のようなストーリー選択型ゲームを作りたいという要望が根強く寄せられていたといいます。

質問に答えるだけで10章構成のゲームが完成

制作プロセスは非常にシンプルです。主人公の設定、大まかなストーリー展開、直面する試練など、システムから投げかけられる質問に答えていくだけで進行します。手持ちの写真をアップロードして物語のベースにすることも可能です。

回答を送信すると、生成AIが数分で全10章からなるビジュアルノベルを構築します。テキストや分岐する選択肢だけでなく、シーンに応じた背景やキャラクター画像も自動でセットアップされます。

こだわりたいクリエイターは、Buildbox Classic上で分岐ツリーを細かく再編集したり、UIボタンを配置し直したり、付属のAIアセット生成機能で新しいグラフィックを作り直すこともできます。Webブラウザ上で制作できるほか、App StoreやGoogle Play、Steam向けの書き出しにも対応しています。

1作の生成コストは約25セント、全作品を人間が事前プレイ審査

BuildboxのCEOを務めるJonathan Zweig氏によると、ゲーム1本を生成するためのAIコストはおよそ25セント(約数十円)かかるとのことです。そのため、ユーザーは最初の2本までは無料で作成できますが、それ以降は有料プランへの登録が必要になります。

注目すべきはコンテンツの監視体制です。AIによる不適切な表現やストーリーの生成を防ぐため、Buildboxでは提出されたゲームを社内チームが実際に1本ずつプレイして承認を行う体制を敷いています。App Storeのような厳格な審査役を自ら担う方針です。

なぜ重要か

プログラミングスキルや作画能力がない個人でも、数分で遊べるモックアップを作成できる点は、アイデアの初期検証ツールとして非常に実用的です。これまでストーリー主導型ゲームの参入障壁だった膨大なシナリオ執筆とイラスト発注の手間を一気に省略できます。

ただし、商用ゲームとして通用する品質を求めるなら過度な期待は禁物です。AIが短時間で組み上げたプロットは類型的な展開に陥りやすく、プレイヤーを課金まで引き込むには人間の手による大幅なリライトと演出のブラッシュアップが欠かせません。

また、全作品をスタッフが手動でプレイして審査するという運用は、安全性を担保できる一方で、利用者が急増した際に間違いなくボトルネックになります。生成コストの低さと引き換えに抱えたこの審査体制をどうスケールさせるかが、今後の普及の分かれ目になると考えられます。

情報源 (1)

  1. [1]
    venturebeat.com(新しいタブで開きます)原文venturebeat.com

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