Boltが「Bolt Slides」をオープンソース公開:スライドを動くWebアプリに変える
Boltはプレゼン作成ツール「Bolt Slides」をオープンソースとして公開した。従来の静的なスライドとは異なり、リアルタイムデータや3Dモデル、動作するプロトタイプを埋め込んだWebアプリとして構築できる。完成したスライドはリンクで共有でき、Bolt.newやCursorなどのエージェントで利用可能。
Bolt Slidesは、従来の静的なスライド資料をインタラクティブなWebアプリケーションへと変える、Bolt公開のオープンソースプレゼン作成ツールだ。
何ができるのか
長年、プレゼン作成といえばテキストボックスを並べ替え、アニメーションを調整し、最後にPDFを書き出す作業の繰り返しだった。生成AIを使ったスライド作成ツールも増えているが、その多くは静的なテンプレートに無難な文章を流し込むだけで、退屈な仕上がりになりがちだ。
Bolt Slidesのアプローチは根本から異なる。プロンプトや会議メモ、既存のドキュメントを渡すだけで、AIエージェントが洗練されたスライド全体の骨組みを自動で組み上げる。
最大の特徴は、各スライドが実際に動作するWebアプリそのものになっている点だ。マウスで自由に回転できる3Dモデルを配置したり、実際にクリックして動かせる製品プロトタイプを埋め込んだり、外部データベースと連携して常に最新の数値を表示する動的グラフを構築できる。リアルタイムの投票ウィジェットや共同作業用のホワイトボードをスライド内に直接組み込むことも可能だ。
発表後も重いファイルをメールで送る必要はなく、Webリンクを1本共有するだけで済む。相手はブラウザ上で自由にデータを深掘りし、プロトタイプを触り、気に入ればスライド自体を複製して自分用に再編集できる。
使い方と動かし方
Bolt Slidesの基盤エンジンはオープンソースとして公開されており、コードの確認や独自のカスタマイズが自由に行える。
利用方法は2つある。手軽に試したいならBolt.newにアクセスするだけで、無料版・有料版を問わずブラウザ上ですぐに作成できる。
ローカルの開発環境で作業したい場合は、リポジトリを取得してCursorやClaude Code、Codexといった好みのコーディングエージェントと連携させて動かすことも可能だ。どちらの方法でも、手軽に共有できるWebベースのプレゼンアプリが手に入る。
なぜ重要か
従来のAIスライド生成ツールは、似たような箇条書きを並べるだけのものが多かった。Bolt Slidesはスライドを「静止画」ではなく「動作するソフトウェア」として再定義しており、非常に合理的で実用的な方向性だと感じる。
動くプロトタイプを見せたい開発者やプロダクトマネージャー、最新の数値を提示したい起業家にとって、試す価値は十分にある。静止画のスクリーンショットを説明するより、聴衆に直接触らせる方がはるかに説得力があるからだ。もちろん簡単な連絡用スライドには過剰だが、プロダクトの魅力をしっかり伝えたい場面では頼もしい選択肢になるはずだ。
情報源 (1)
- bolt.new(新しいタブで開きます)原文bolt.new