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Amazon、Alexa+に大人限定「生意気」モード追加:伏字付きの罵り言葉や毒舌も

公開 拡散指数 48

Amazon は Alexa+ 向けに、切れ味鋭い皮肉や伏せ字処理された罵り言葉を放つ「sassy(生意気)」な性格モードを追加した。本モードは成人限定で、顔認証などの追加セキュリティ確認が必要となり、子ども用プロファイルが有効なアカウントでは動作しない。ほかにも sweet や brief、chill といった性格スタイルが選べる。

Amazon、Alexa+に大人限定「生意気」モード追加:伏字付きの罵り言葉や毒舌も
画像:engadget.com

毎朝スマートスピーカーに話しかけて、優等生すぎる返答に退屈しているなら、少し面白い変化が起きています。

Amazon は 3 月 12 日、同社の生成 AI アシスタント「Alexa+」に、新たな人格モード「Sassy(生意気)」を追加しました。これは成人限定の機能で、機転の利いた皮肉やジョーク、さらには伏字や消音処理を施した軽い悪態を交えて会話するスタイルです。

Alexa+ 自身の説明によると、このスタイルの基本方針は「助けはするが、必ずツッコミを入れる」こと。ユーザーの質問にはきちんと答えつつ、鋭いツッコミやクスッと笑える毒舌で返答してきます。

生意気モードを呼ぶには Face ID が必要

ただし、設定画面で簡単に切り替えられるわけではありません。Amazon はこのモードの利用にかなり厳格な制限を設けています。

Alexa アプリで Sassy をオンにするには、追加のセキュリティ確認が求められ、iOS デバイスでは Face ID による顔スキャンが必要になります。また、アカウント内で「Amazon Kids」のプロファイルが有効になっている場合は、このモードを選択すること自体ができません。

設定時には、成人向けの話題が含まれる可能性があるという警告も表示されます。

実際の応答を試した海外メディアの検証では、「damn」や「hell」といった軽度のスラングは発話したものの、それ以上の過激な暴言は引き出せなかったと報告されています。

Amazon も、過激な AI コンパニオンを目指しているわけではないと明言しており、性的なコンテンツやヘイトスピーチ、違法行為、個人攻撃などは引き続き厳格にブロックされます。なお、同社は先月すでに「Sweet」「Brief」「Chill」といった性格スタイルを提供しています。

なぜ重要か

スマートスピーカーがタイマーと天気予報の専用機になって久しいなかで、この試みは音声アシスタントに「血肉を通わせる」ための興味深い一手だと考えます。

生成 AI 時代に入り、音声アシスタントの競争軸は単なる情報検索の正確さから、どれだけ人間味のある対話ができるかへと移りつつあります。毒舌や皮肉といった感情表現は、ユーザーが日常的に話しかけたくなるエンタメ性を生み出す最短ルートです。

一方で、悪態や皮肉のライン引きは文化や個人の受け取り方に大きく依存します。Amazon がわざわざ生体認証やキッズ制限という二重三重の安全策を敷いたのは、家庭内の共有デバイスで不適切な発言が飛び出すリスクを警戒している証拠です。

普段から Alexa を使い倒している人にとっては、退屈な定型文から抜け出す新鮮な選択肢になるはずです。ただし過度な自由度を期待すると、Amazon の徹底した安全ガードに少し肩透かしを食らうかもしれません。

情報源 (2)

  1. [1]
    engadget.com(新しいタブで開きます)原文engadget.com
  2. [2]
    techcrunch.com(新しいタブで開きます)報道techcrunch.com

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