Alibaba、AI研究者のSteven Hoi氏を起用:消費者向けAI部門のトップに就任
AI研究者のSteven Hoi氏がAlibabaへの参画を発表し、AI-to-Consumer事業のAIチームを率いることを明らかにしました。同氏は今後10年で消費者向け基盤モデルやAIエージェントに大きな勝機があると指摘。一般ユーザー向けAI展開の本格化が伺えます。
巨大IT各社が法人向けAIでしのぎを削る中、アリババは一般消費者向けAIの強化に舵を切っています。
シンガポールのAI研究者であるSteven Hoi氏が、アリババグループに合流し、AI-to-Consumer(消費者向けAI)事業グループのAIチームを統括することを自身のSNSで明らかにしました。第一財経の報道によると、同事業の副総裁(VP)に就任したとのことです。
消費者向けAIエージェントへの注力
Hoi氏は、今後の10年間において、コンシューマー市場向け基盤モデルやAIエージェントの開発には膨大なチャンスが存在すると述べています。
研究開発にとどまらず、一般ユーザーが日常的に使うAIエージェントの製品化を強く意識した布陣とみられます。
なぜ重要か
多くのクラウド事業者が法人向けサービスや計算基盤の販売に注力する一方で、一般消費者の体験をどう変えるかが次の競争軸になりつつあります。専門の研究者を招いて消費者向け部門を率いさせる動きは、モデルの性能競争から実際の生活シーンへの落とし込みへ重心が移っていることを示しています。
今後は、基礎研究の成果をいかに実用的なコンシューマー向けサービスへ転換できるかが問われることになります。
情報源 (1)
- @stevenhoi(新しいタブで開きます)原文twitter.com