Activisionが『Call of Duty: Warzone』のCalderaマップデータをオープンソース化
Activision は『Call of Duty: Warzone』の Caldera マップに関するデータセットを GitHub でオープンソース公開しました。OpenUSD 形式で提供され、マップのジオメトリや匿名のプレイヤー移動データが含まれます。ゲーム業界最大級の公開データセットであり、AI モデルの学習や生成技術の研究支援を目的としています。

Activision は、『Call of Duty: Warzone』の大規模マップ「Caldera」のデータを GitHub 上でオープンソースとして公開しました。研究者や開発者が 3D 生成 AI のトレーニングや学術研究に活用できる資産となっています。
データセットの内容
本データセットは、Pixar や Apple が推進する 3D 標準フォーマット「OpenUSD」を採用しています。Caldera マップのほぼ完全なジオメトリ情報に加え、プレイヤーがマップ内をどのように移動したかを示す匿名のタイムサンプルデータが収録されています。
Activision のソフトウェアフェローである Michael Vance 氏によると、ジオメトリの複雑さやインスタンス数において、ゲーム業界で実運用された公開データセットとしては最大規模の部類に入るとのことです。興味のある開発者は GitHub から直接ダウンロードできます。
なぜ重要か
3D 生成や空間 AI の研究において、AAA 級ゲームの高品質な実制作データが手に入る機会は極めて稀です。これほどの規模の地形や構造物を研究室レベルで自作するのは現実的ではありません。
生成 AI に対するゲーム開発者の懸念が根強いなかでも、Activision が OpenUSD という汎用規格で実践的なデータをコミュニティに提供した判断は実用的だと考えられます。本格的な仮想環境や行動シミュレーションの訓練にとって、非常に貴重なデータセットとなるはずです。
情報源 (1)
- theverge.com(新しいタブで開きます)原文theverge.com